もちろん、最も使用する色が少ないモノクロが印刷コストとしては安くなります。しかし2色印刷は多くの場合、モノクロ料金と同じコストで印刷が可能です。
また、色の制限はありますが、社のキーカラーなどが定まっている場合は、その色をメインに引き出せるように設定を行えば、統一感のある資料作りが可能です。
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カラーより低コスト!白黒よりも好印象!便利な2色印刷機能をご紹介
経費削減のために白黒印刷を推奨されている企業も多いと思います。とはいえ、白黒では資料の見栄えがいまいち…そんなときに便利なのが複合機の2色印刷機能! その使い方をご紹介します。

通常、複合機のフルカラーとはC(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)K(ブラック)の4色のトナーを使用した印刷のことをいいます。対して、2色印刷とは、そのうちの2色を利用した印刷のことをいいます。2色印刷は一般的にK(ブラック)プラスもう1色を利用した印刷を指します。そのため、表現できる色は限られてきますが、うまく利用すれば、コストを抑え、かつ見やすいインパクトのある資料の作成が可能になります。
もちろん、最も使用する色が少ないモノクロが印刷コストとしては安くなります。しかし2色印刷は多くの場合、モノクロ料金と同じコストで印刷が可能です。
また、色の制限はありますが、社のキーカラーなどが定まっている場合は、その色をメインに引き出せるように設定を行えば、統一感のある資料作りが可能です。

モノクロ印刷が徹底されている企業の場合、なにも設定せずに印刷を実行するとモノクロで印刷されます。そのため、2色印刷を実施する際には、印刷画面で少し設定を行う必要があります。ここでは実際に複合機の設定画面を用いて、設定方法をご紹介します。
プリンターのプロパティで「項目別設定」のタブを選択。白黒印刷設定になっている場合は、「カラー/白黒」の項目をカラーに変え、カラー印刷を有効化します。

メニュー項目「印刷品質:標準」を選択し、「画像設定」の項目をクリックし、「ユーザー設定」に変更します。

「2色」の項目をクリックし、「黒・シアン」「黒・マゼンタ」「黒・イエロー」から印刷するカラーを選び、OKを選択。

では実際の仕上がりはどのようになるのでしょうか?実際に複合機を使って、資料をそれぞれ印刷してみました。白黒との違いをご確認ください。
黒+シアンはシアントナーを利用しているため、カラー部分が全て青系統で表示されます。マゼンタに関しては赤系統になり、イエローは黄色系統になります。黒を1色使っているため、特色トナーがない限りは青・赤・黄色の三種類から選ぶ形になります。
シアン・マゼンタ・イエローで表現できない色についても、選んだ色の濃淡で表現することになるので、印刷されないなどの不都合はありません。
白黒では難しかった強調表現も色が1色入るだけで可能になり、よりインパクトのある仕上がりになりました!

さらなる機能活用で
用紙代や電気代の削減も

今回ご紹介した2色印刷では、印刷にかかるトナーなど印刷コストの削減が可能で、ほかにも用紙代の削減や、電気代の削減ができる便利な機能が複合機にはたくさんあります。
意外と知らない複合機の機能を使いながら、小さなことからコツコツと経費削減を実践してみてはいかがでしょうか?大塚商会では経費削減につながる複合機を取りそろえていますので、お気軽にご相談ください。
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など
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