トナーはレーザープリンターや複合機などで使われる色材で、帯電性を持ったプラスチック粒子に黒鉛や顔料を付着させた粉末です。静電気を使って紙に付着させたトナーに圧力や熱を加えて定着させる方法で印刷します。トナーのメリットは高速で印刷ができるほか、用途に合わせて用紙が選べる、ランニングコストがインクジェットより安価、色の定着性が高いなどがあります。デメリットとしては写真などの高品質を求める印刷には向かない、長期保存が難しいなどがあります。
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意外と知らない!? 「廃トナーボトル・廃インクボックス」
複合機・コピー機でよくみかける「廃トナーボトル、廃インクボックスがもうすぐ満杯です」の注意書き。意外と知らない、廃トナー・廃インクについてご紹介します。

トナーとインクの違い
レーザープリンターや複合機で使用するトナー

インクジェットプリンターで使用するインク
インクジェットプリンターで使われる色材は液状のもので、紙の表面にインクを定着させる顔料タイプと紙に染み込ませる染料タイプがあります。インクジェットの顔料タイプは水に強い、はっきりとした色が出せるなどのメリットがあり、染料タイプは鮮やかな発色のため写真印刷に向いているなどのメリットがあります。デメリットとしては、印刷速度が遅く大量印刷には向かない、専用の紙以外に印刷すると色がにじむなどが挙げられます。

廃トナー・廃インクとは
印刷過程で排出される余分な色材
廃トナーとは、印刷時に紙に付着せずに飛散した余分なトナーのことです。印刷過程で出るこの余分なトナーを集積する場所が廃トナーボトルや廃トナーボックスと呼ばれるものになります。
廃インクは印刷後にインクジェットヘッドに残ったインクになります。ヘッドにインクが残っていると目詰まりの原因にもなりますので、排出する必要があります。排出された廃インクは廃インクボックス内にあるスポンジ状の吸収体に吸収させます。ヘッドクリーニングをした際にも廃インクが排出されます。

廃トナー・廃インクが満杯になったら
廃トナーボトル・廃インクボックスが満杯になりかけたら、レーザープリンター、複合機、インクジェットプリンターからメッセージが発せられます。そのまま使い続けますと、廃トナーボトル・廃インクボックスが満杯になってしまい印刷やヘッドクリーニングはできなくなります。廃トナーボトルはお客様自身で交換できるタイプが多く、常に予備の廃トナーボトルを用意しておくと便利です。廃インクボックスについては、お客様自身で交換できないタイプもあります。その場合はサポートへ連絡して交換依頼を行ってください。
廃トナーボトル・廃インクボックスの処分方法
満杯になった廃トナーボトル・廃インクボックスの一般的な処分方法として、メーカーが提供している回収サービスや契約店・販売店での回収、家電量販店でのリサイクル回収などがあります。詳細については、メーカーや契約・購入された店舗、業者に確認することをおすすめします。

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交換から廃棄まで
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大塚商会の保守サービス
大塚商会では廃トナーボックス、空になったトナーを回収しています。トナー注文時に空き容器の回収を依頼していただくとスムーズです。また、大塚商会のプリンター保守サービス「M-PaC(エムパック)保守」なら、廃トナーボックスの交換やトナーの自動配送サービス、メンテナンス・修理費まで含まれており安心。ワンストップのサポート体制を整えておりますので、トラブル時だけではなく、お困りごとがありましたらお気軽にご相談ください。

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