- 業種
- 建設業
- 事業内容
- 土木建設事業、道路維持管理事業、道路製品を中心とした資材販売事業、有料自転車・自動車駐車場の運営管理事業、公園施設管理事業、PPP事業、パーキングエリアの運営管理事業、飲食事業、建設コンサルティング事業、警備事業など
- 従業員数
- 634名(パート含む、2025年5月現在)
- ホームページ
- http://www.tsutai.co.jp/
DX統合パッケージ活用でルーティンワーク削減

蔦井株式会社 導入事例
建設業101~1,000名ERP・基幹業務・業務管理文書管理・電子契約・ペーパーレスサービス&サポート(たよれーる)経営基盤強化・リスク対策営業・業務プロセス効率化コスト削減・売り上げ向上
高速道路の維持管理を中心に多様な事業を行う蔦井株式会社は、20年以上前から基幹業務システムを導入しDX基盤を構築してきた。従業員がルーティンワークから解放されて、事業拡大に向けた柔軟な判断が可能になったことを受け、増える従業員管理業務の効率化にも着手するなど、着実に業務改革を推進している。
- 業務効率の向上
- 生産性向上
- ペーパーレス
- コスト削減
2025年11月取材
蔦井株式会社
導入先の概要

導入の狙い
- DX基盤を構築し、タイミングを逃さず事業拡大を推し進めていきたい
- 給与明細の発行や年末調整の作業工程を合理化したい
- 支払い業務の工数を削減したい
- 請求書発行業務を効率化したい
解決策
- 『DX統合パッケージ』を利用した強固なDX基盤の構築
- 『たよれーる給与業務支援サービス』をはじめとする複数のソリューションを導入
導入したメリット

導入システム
| 製品カテゴリー | 製品名・型番 | お問い合わせ |
|---|---|---|
| 基幹業務システム | SMILE V 2nd Edition 販売/会計/人事給与/Custom AP Builder(CAB) | お問い合わせ |
| 勤怠管理システム | 勤次郎 | お問い合わせ |
| たよれーる給与業務支援サービス | お問い合わせ | |
| 統合型グループウェア | eValue V 2nd Edition ワークフロー | お問い合わせ |
| 帳票配信システム | @Tovas | お問い合わせ |
蔦井株式会社 導入事例(PDF:6,118KB)
導入事例詳細
道路の維持管理事業を柱に多様なビジネスを展開

愛知県名古屋市にある本社。道路関連事業のほかにも、名古屋市内で子ども向け英会話教室、三重県桑名市で温浴施設、東京・銀座でうなぎ料理店などのビジネスも展開する
愛知県名古屋市に本社を置く蔦井株式会社(以下、蔦井)は、高速道路の維持管理事業を柱に、道路製品を中心とした資材販売事業、高速道路のパーキングエリアの運営管理事業、有料自転車駐車場・自動車駐車場の運営管理事業、公園施設管理事業、飲食事業など、多様なビジネスを展開する会社だ。創業は1961年で、その2年後となる1963年に開通した名神高速道路の基礎工事に用いる建設機械の製造・販売から事業をスタート。その後、高度経済成長に伴って全国に延びた高速道路のガードレールや防護柵・遮音壁などの施工を手掛けてきた。
高速道路網の整備が一巡すると、今度はメンテナンスの必要性が高まったことから、維持管理事業を強化。現在では、同社の売上高の約4割を占める主力事業となっている。
しかし、安定収益源である道路維持管理事業に過度に依存しようとせず、次なる成長事業を常に模索し続けているのが同社の特徴だ。2005年に日本道路公団が民営化され、一般競争入札による競争が激化する中、第二、第三の事業の柱を育て上げようと事業の多角化を図ってきた。

代表取締役社長 熊田 光男氏
「パーキングエリアや駐車場の運営といったように、『道路』と、その周辺に関わるビジネスを基本としながら、なるべく事業の幅を広げ、持続的な成長を遂げていきたいと考えています」と語るのは、代表取締役社長の熊田 光男氏である。
かつては、NEXCO東日本・中日本・西日本の3社をはじめとする高速道路事業会社が主な得意先であったが、事業の多角化とともに、顧客は地方自治体や一般消費者にまで広がっている。自治体との取引は、名古屋市の有料自転車駐車場の管理運営を請け負うようになったことがきっかけだ。一般消費者向けには、温浴施設やうなぎ料理店などの経営を行っている。
「予算や職員が限られた小規模都市の公園管理を請け負い、また、後継者問題で悩まれていたうなぎ料理店からは、のれん分けのお話をいただき新しくお店を開くなど、困っている方々を何とか助けたいと始めたビジネスもあります。これからも社会のために貢献できる仕事を中心に、事業の幅を広げていきます」と熊田氏は語る。
販売・原価管理・会計・人事給与を2008年から『SMILE』で一元管理
創業60年を超える老舗企業でありながら進取の気性に富む蔦井は、業務のシステム化を熱心に推進してきた。例えば2008年には、それまでバラバラだった建設工事の原価管理、営業による販売管理、会計、人事給与のシステムを大塚商会の『SMILEie』シリーズに刷新。各業務システムのデータを連携させ、全ての部署や拠点で常に最新の数字が共有できる環境を整えた。

業務管理事業部 総務部 取締役事業部長 総務部長 山田 忠信氏
「それまでは、個々のシステムごとにデータを管理していたので、別のシステムに同じデータを反映させるときに二重入力の手間が生じ、入力ミスも少なからずありました。また、以前のシステムでは月に一度のバッチ処理でデータを更新していたので、リアルタイムな情報が見られないことも悩みでした」と振り返るのは、業務管理事業部 総務部 取締役事業部長 総務部長の山田 忠信氏である。しかし、『SMILEie』シリーズへの刷新によって、システム間のデータ連携が実現し、二重入力の手間は解消。情報はタイムリーにアップデートされ、早い段階で正確な数字をつかめるようになり、決算処理も大幅に効率化された。日常業務の効率化や、データに基づくスピーディーな経営判断が実現したことは言うまでもない。
山田氏は、「DX基盤となるシステム連携や最新ソリューションの活用が、いかに大きなメリットをもたらしてくれるのかを実感しました。これを機に、弊社は積極的なデジタル変革に取り組むことになりました」と明かす。
事業領域の拡大を受けて総務部の業務効率強化に着手
蔦井のデジタル変革は、業務効率化を大きなテーマの一つとしている。
「日々の業務は、手書きの作業やExcelによる集計・整理、非合理的な二重入力など、ルーティンワークがあふれています。それをできる限りなくし、従業員には生産性の高い業務により多くの時間を割いてもらえるようにすることが、会社の成長を促し、働きがいにもつながるのではないかと考えています」と山田氏は説明する。
各部署の中でも、特に変革をリードしているのは総務部である。これは、2000年代に入って蔦井の事業領域が大きく広がったことに関係している。

業務管理事業部 総務部 部長代理 山口 卓希氏
「事業の数が増えれば、拠点やそこで働く従業員の数も多くなります。結果として人事給与などを担当する総務部の業務負担も大きくなり、システムの活用によって効率化を図らざるを得なくなりました」と事情を説明するのは、業務管理事業部 総務部 部長代理の山口 卓希氏だ。
総務部の業務効率化の手始めとして、2015年4月に同社が導入したのは『たよれーる給与業務支援サービス』だ。これにより、給与明細をオンラインで送付するようにした。
「販売・原価などの情報管理は基幹業務システムで効率化を実現し事業拡大も実現している一方で、増えていく従業員の給与明細は、総務部のスタッフが紙の給与明細を印刷し、手作業で封入・封かんして各拠点やグループ会社に送っていました。誤送付がないように二重のチェックも必要で、一連の業務にかかる手間と時間は相当なものでした。『たよれーる給与業務支援サービス』の導入によってこれらが一気に解消され、発送料もかからないうえ、ペーパーレスも進みました」と山口氏。給与明細を受け取る従業員からも、好評だという。
同年7月には、『SMILEie』シリーズを『SMILE BS 2nd Edition』シリーズにバージョンアップ。この際、Excelで作成していた支払い業務に必要となる一覧表を『SMILE BS 2nd Edition 販売』から出力できるようにカスタマイズを実施し、それまで抱えていた二重入力やダブルチェックの手間、情報共有が難しいといった問題を解決した。

見積書の二重管理解消のため『SMILE』の自由帳票機能を活用
その後も蔦井は大塚商会を通じて、業務効率化を図るさまざまなシステムの導入や刷新を行っている。
2020年2月に導入した統合型グループウェア『eValue V ワークフロー』では、各種稟議(りんぎ)や経費精算、人材採用といった人事関係の申請・承認手続きに利用している。以前は紙の申請書をやりとりしていたが、事業拡大とともに拠点が増え、紙のやりとりでは煩雑になったことが導入の理由だ。
そして2023年3月には、『SMILE BS 2nd Edition』シリーズの各システムを『SMILE V 2nd Edition』にバーションアップ。この際、営業部門の要望を反映し、『SMILE 販売』上に表示される契約台帳を、より見やすく、入力しやすいフォーマットにカスタマイズしている。また、多様な事業を手掛ける同社では、見積書に盛り込む内容が案件によってさまざまなため『SMILE 販売』だけで作成するのは難しく、Excelを併用して管理していた。そこで自由帳票設計業務オプションを利用して見積書のフォーマットを複数作成。『SMILE 販売』だけで見積り管理を行える環境を整えた。

『SMILE V 2nd Edition 人事給与』の給与明細データを、連携する『たよれーる給与業務支援サービス』にアップロードするだけで明細配信の準備が整う
2023年12月からは、『たよれーる給与業務支援サービス』を利用して、年末調整の申告も電子化している。蔦井単体だけで600名以上の従業員がおり、事業部門ごとに従業員の業務内容が大きく異なる同社の総務部にとって、年末調整の申告はかなりの重労働であった。
「総務部全員が数日間、かかりきりで作業して、何とか提出期日に間に合わせていました。その点、『たよれーる給与業務支援サービス』なら正しい所得税額の算出を瞬時に自動計算してくれるうえ、そのままオンラインで各自治体へ申告できるので、負担が激減しました。この効果はとても大きいと感じています」と山田氏は高く評価する。
このほか、2024年4月には、電子請求書発行サービスの『@Tovas』も導入した。蔦井は、多い月には300件前後もの請求書を発行しているが、かつては営業担当者が紙で作成し、郵便やFAXなどで顧客に送っていた。電子ファイルとして作成した請求書をメールで送るようになったことで、業務に要する時間が1~2時間ほど短縮されたという。
蔦井は今後も、革新的なデジタルシステムやソリューションを積極的に導入して、業務の効率化を図っていきたいと考えている。熊田氏は、「ビジネスにおけるAIの活用がトレンドになっていますが、我々もぜひ採り入れていきたいです。大塚商会さんには、弊社に合った活用方法やソリューションを提案してほしいですね」と期待を込めて語った。
大塚商会担当者からのコメント
「AIの効果的な活用についてもご提案します」
蔦井株式会社様からは、「業務効率化のためにAIを活用したい」というご要望をいただいていますので、業務ごとの特性に合わせた効果的な活用方法や、有効なソリューションをご提案します。

- 印刷して上司への説明に
- 印刷して稟議書に添付して
- 印刷して会議資料に
蔦井株式会社 導入事例(PDF:6,118KB)
- * 本事例中に記載の肩書や数値、社名、固有名詞などは取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。
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