外部からの攻撃による情報漏えいの原因

外部からの攻撃と聞いて想像しやすいものに、外部からの「不正アクセス」があるでしょう。PCの不正アクセス対策を実施している企業も、スマートフォンの対策は不十分な場合が多くあります。スマートフォンのセキュリティ設定を徹底し、不正アクセス対策をしましょう。

スマートフォンを個別に設定するには大きな手間がかかるため、おろそかになりがちです。一括管理システムでセキュリティ設定すると、スマートフォンへの不正アクセス対策が手間なく行えます。

外部攻撃への対策を行う際は、PCやタブレットといったハードウェアに意識が向きがちです。そのためネットワーク回線、特に無線LANの盗聴には十分に対策できていないことがあります。暗号化だけでなくVPN（仮想プライベートネットワーク）を活用し、安全なネットワーク環境を構築しましょう。

PCウイルスの危険性は広く浸透しているため、対策ソフトを導入している企業も多いでしょう。しかし、せっかくのソフトも更新を怠ると、新たなウイルスに対応できません。常に対策ソフトやOSを更新することで、新種のウイルスにも備えることが重要です。

ウイルスの活動のためにはPCが起動している必要があるので、PCを長い間つけっぱなしにせず、こまめに電源を落とすことも意外に効果があります。常に情報漏えいのリスクに対して意識を高く持つことが重要です。