東日本大震災では当社の仙台支店のお客様も被災し、電源や水、サーバーやネットワークが大きな被害を受けました。従前より『お客様のパートナーとして、災害時の危機管理をご支援したい』と継続して取り組んできましたが、創業60周年の節目を機に、この事業の取り組みを強化しました。
近年、気候変動により自然災害、特に水害や土砂災害が多発しており、また、南海トラフ地震や宮城県沖地震が発生するとの予測もあり、電気・ガス・水道の安定供給が課題となっています。特に非常時の避難所では、照明や情報収集、安否確認など、各種連絡手段として情報通信機器の電源確保や、女性の方々からの簡易型の個室シャワーのニーズ、最近ではコロナ対策のための手洗い器のニーズが高まっています。
大塚商会では、既に通信販売「たのめーる」を通して防災用品や非常食の提供など、BCP対策にも注力していますが、さらに緊急時の「電気・ガス・水道」のライフライン対策も強化していきたいと考えています。