BCP対策製品を寄贈した自治体のご紹介

創業60周年記念事業の一環として、BCP対策製品を寄贈させていただいた自治体から寄せられた感謝のお言葉を紹介します。

高知県四万十町

2021年12月9日に開催された寄贈式の様子、左が四万十町の中尾博憲町長、右が大塚商会 取締役兼専務執行役員 齋藤廣伸

四万十町の窪川B&G海洋センターに設置された「RAYPOWER 3kVA」

主に南海トラフ巨大地震への対策として、避難所や避難タワー、ヘリポートなどのハード面の整備を進めてきました。ただし、大規模災害への備えとして最も重要なことは、“避難した後の命”をつなぐことであり、その対策が急務です。特に、高齢化が進む四万十町において、電源インフラは大変貴重なものです。LPガス発電機をご寄贈いただいたことに、町民を代表して感謝の言葉を申し上げます。

寄贈物

LPガス発電機
「RAYPOWER 3kVA」
2基

大阪府泉大津市

泉大津市の南出賢一市長

2021年12月27日に開催された寄贈式の様子

これまでの災害対策には、抜け落ちている部分が大変多かったと反省しています。その1つがジェンダーの視点です。女性や弱者が避難所生活で一番苦労するシャワーの問題に対して、身体的・精神的なストレスを和らげることができるWOTA社の製品ほど心強いものはありません。また、100リットルの水で100人以上のシャワー、20リットルの水で500回以上の手洗いができることに、非常に感動しました。このソリューションは、持続可能な社会を実現するための大きな一歩になると確信しています。

寄贈物

ポータブル水再生プラント
「WOTA BOX」
1基

栃木県真岡市

真岡市の石坂真一市長

2022年2月7日に開催された寄贈式の様子

本市が掲げるDXのビジョンの1つである「ハイフレックス市役所」への取り組みや、情報ネットワークシステムの構築や管理等にもご協力をいただいている中、今回の寄贈を賜りました。常に地域社会に貢献されている大塚商会の創業者である大塚実氏が、栃木県の緑化推進のために寄付をされ「大塚実みどりの基金」が設立されました。その第一号として植林させていただいたのが真岡東小学校です。これに続くご寄贈に、心から感謝を申し上げます。

寄贈物

水循環型手洗いスタンド
「WOSH」
2基

徳島県松茂町

松茂町の吉田直人町長

2022年3月15日に開催された寄贈式の様子

ご寄贈いただいた「WOTA BOX」は、避難所生活のストレス緩和と衛生環境の整備に寄与するものです。避難訓練で「WOTA BOX」を町民の前で実演したところ『避難所でもお湯が使えるとわかって安心した』との感想が寄せられました。寄贈品は、松茂町の交流拠点施設「マツシゲート」に配置する予定です。今後の避難所の機能強化に向けて、大塚商会には、今後とも様々な形で支えていただければと思います。

寄贈物

ポータブル水再生プラント
「WOTA BOX」
1基

徳島県美波町

美波町の影治信良町長

2022年3月15日に開催された寄贈式の様子

大塚商会の地域貢献活動は、自治体にとっては心強いかぎりです。今回寄贈していただいたWOTA BOXは、防災はもとより、美波町で開催される「ひわさうみがめトライアスロン」などの戸外のスポーツイベントで使えば、選手は競技後に汗を流すことができます。まずはスポーツイベントから始め、発災時は避難所で活用することで、衛生環境の向上を図りたい。今回のご縁を機に、命を守る対策と、スポーツによるまちづくりの両方を充実させていきたいと考えています。

寄贈物

ポータブル水再生プラント
「WOTA BOX」
1基

徳島県藍住町

藍住町の髙橋英夫町長

2022年3月16日に開催された寄贈式の様子

南海トラフ巨大地震の対策を急ピッチで対応していますが、コロナ禍の影響で衛生面への配慮が重要であると痛感しています。今回寄贈していただいたWOSHは、災害時には衛生環境の維持・増進のために活用できるものです。発災時に利用するだけでなく、現在は町役場の入口に、消毒液とともに設置しています。また、避難訓練のときに町民に紹介し、広く活用させていただきます。

寄贈物

水循環型手洗いスタンド
「WOSH」
2基

徳島県

徳島県の飯泉嘉門知事

2022年3月16日に開催された寄贈式の様子

創業60周年記念事業として、全国の自治体に災害対策の機材を寄贈する大塚商会の活動に、心から敬意を表し、感謝を申し上げます。 AIやIoTを駆使して、使用した水の98%を循環するこの手洗いスタンドは、災害現場では非常に有効性を発揮するでしょう。平時からWOSHの存在を多くの県民に知っていただこうと、徳島県立防災センターと徳島県消費者情報センターに1台ずつ配備しました。WOSHの有効性が実感できれば、導入が進むでしょうし、いざ発災となってもしっかり対応できる。今回の寄贈が、その大きな呼び水になるでしょう。

寄贈物

水循環型手洗いスタンド
「WOSH」
2基

岡山県矢掛町

2022年4月6日に開催された寄贈式の様子、右が矢掛町の山野通彦町長(2022年4月6日当時)

中川南避難所に設置された「RAYPOWER 3kVA」

矢掛町は平成30年7月豪雨で甚大な被害を受けましたが、浸水した地区には避難場所がなく、隣の自治会の集会所を間借りせざるを得ませんでした。そこで、避難所の設置を予算化したのですが、時を同じくして大塚商会から寄贈の申し出があり、謹んでお受けしました。避難所の機能を向上させ、安全を強固なものにするこの発電機は、停電の危険を認識するきっかけにもなります。今後は訓練などを通して、地域の交流の要としても活用させていただきます。

寄贈物

LPガス発電機
「RAYPOWER 3kVA」
2基

長崎県雲仙市

2022年4月11日に開催された寄贈式の様子、左が雲仙市の酒井利和副市長

雲仙やまびこ会館に設置された「RAYPOWER 3kVA」

避難所ではライフラインの確保が重要課題であり、レイパワーの非常用発電機は、避難所での生活環境の改善に重要な役割を果たすと考えています。現在、雲仙市では、災害に強い安心・安全なまちづくりに向けて、防災関係機関や専門的知見を持つ民間企業・団体との連携強化を進めています。今回の寄贈は、防災の関心が高まる市民の要望に応えるものであり、安心・安全な暮らしの実現に寄与します。大塚商会の地域社会への貢献活動の取り組みに、改めて敬意を表します。

寄贈物

LPガス発電機
「RAYPOWER 3kVA」
2基

広島県熊野町

2022年4月12日に開催された寄贈式の様子、右が熊野町の三村裕史町長

熊野西防災交流センターに設置された「RAYPOWER 3kVA」

熊野町では、12名の町民が犠牲となった平成30年7月豪雨の教訓から「防災拠点施設整備構想」を策定しました。これにもとづき、昨年6月に熊野東防災交流センターを整備し、備蓄倉庫やシャワー室の整備と新館を増設。今年4月には、熊野西防災交流センターの機能拡充を図りました。今回寄贈していただいた非常用発電機は、こうした町の防災の取り組みに大きく寄与するもの。非常時の電源確保のために活用させていただきます。

寄贈物

LPガス発電機
「RAYPOWER 3kVA」
2基

愛媛県宇和島市

2022年4月19日に開催された寄贈式の様子、左が宇和島市の岡原文彰市長

宇和島市立中央公民館に設置された「RAYPOWER 3kVA」

南海トラフ巨大地震をはじめとした災害にどう備えていくのかという大きな課題を抱えてる宇和島市にとって、今回の寄贈品は発災時に大きな力になると確信しています。2基はいずれも津波の影響のない、多くの方々が避難されると予想されている中央公民館と代替庁舎としても機能するクラブハウスに設置しました。今後は他の避難所への整備も含めて、大塚商会からいただいたお気持ちをしっかりと受け止めながら、防災対策に力を入れていきます。

寄贈物

LPガス発電機
「RAYPOWER 3kVA」
2基

愛媛県愛南町

2022年4月19日に開催された寄贈式の様子、右が愛南町の清水雅文町長

城辺保健福祉センターと西海保健福祉センターに設置された「RAYPOWER 3kVA」

愛南町では、どの家庭にも、どの施設にもガスボンベが備えられているので、手に入りやすい燃料です。寄贈品を設置した2つの福祉センターは、災害時における救護所の設置や庁舎機能の移転先となる地域の防災拠点施設です。業務継続のために、電源が確保できたのは大変心強い。城辺保健福祉センターでは、新型コロナワクチンを保管する冷蔵庫とつなぎ、貴重なワクチンが停電などで無駄にならないように活用させていただいています。

寄贈物

LPガス発電機
「RAYPOWER 3kVA」
2基

高知県黒潮町

2022年4月20日に開催された寄贈式の様子、右が黒潮町の松本敏郎町長

熊野浦集会所に設置された「RAYPOWER 3kVA」

南海トラフ巨大地震が起きたら、あらかじめ職員は避難所に行けないと伝えています。当面、町民の方々だけで急場をしのいでもらわないといけません。今回の寄贈は、まさしく地域の直接支援になります。2基の寄贈品は、町の東端にある鈴の避難所と熊野浦の集会所に設置しました。後者は南海トラフ巨大地震で日本最大の津波高34.4mが想定されている地域です。発災時には絶大なる効果を発揮し、住民の不安を解きほぐすものと確信しています。

寄贈物

LPガス発電機
「RAYPOWER 3kVA」
2基

宮城県涌谷町

2022年5月11日に開催された寄贈式の様子、右が涌谷町の遠藤釈雄町長

涌谷町役場に設置された「RAYPOWER 3kVA」

涌谷町は東日本大震災の被災時、7日間停電しました。町役場に設置した災害対策本部では、携帯型の発電機を利用しましたが、それだけでは凌げませんでした。発災時には、情報収集と町民への情報発信が不可欠です。しかし、そのための機械類を動かす電気がなければ何もできません。今回、ご寄贈いただいた2基のLPガス発電機を町役場に設置したことで、発災時も安定的な電力供給が可能になり、誠に感謝しています。発電機をしっかりと活用し、町民の生命と財産を改めて守り抜くことを大塚商会にお誓いしたいと思います。

寄贈物

LPガス発電機
「RAYPOWER 3kVA」
2基