- 除菌LED照明[直管形](29W)
黒カビの発生を抑制するために除菌LED照明を醤油工場内に設置し、低コスト化と安全性の向上を実現!
福岡県醤油醸造協同組合 様
2023年5月公開
- 導入LED照明タイプ
- 除菌LED
- 設置環境
- 工場
- 改善点
お客様の声
- 当組合では、醤油の原液「生揚(きあげ)」の協同生産工場で、福岡県内の組合員に生揚を供給している。醸造過程でアルコール成分が工場内に飛散し、そのアルコールを餌とする黒カビが発生しやすく、天井や壁の一部がカビで黒ずみ、湿度の高い夏場には不快な臭いがするケースがある。これまでは、水銀タイプの殺菌灯を工場内に設置していたが、強力な紫外線を照射するので目に悪く人体に悪影響を及ぼすため、タイマー制御で人がいない夜間の時間帯のみ使用していた。また、石英ガラス製なので、万が一落下して破損すると、水銀などの有害物が混入する恐れがあり、常に大きなリスクが伴っていた。
- 利用している殺菌灯の代替えLEDを常々Web検索していたところ、2022年11月にようやくWebバナー広告からたどり着き大塚商会から購入した。利用していた殺菌灯は紫外線波長253.7nm(ナノメートル)で人体に有害だが、「除菌LED照明 直管蛍光灯タイプ(29W)」は可視光波長405nmで、その光があたる壁などの表面に付着した菌を減らし、液体の中の酵母菌や人体には影響がない。また、ポリカーボネート樹脂製で耐衝撃性や耐久性、透明度に優れたプラスチック素材を使用しているので、万が一落下しても破片が飛び散るなどの心配もないので、まさにうってつけの殺菌灯だった。
- 2023年1月に、夏場に臭いが一番きつくなる排水処理施設に8本設置し、悪臭や黒カビの軽減効果を確認。その後、出荷室など徐々に設置場所を増やし、現在は合計40本の除菌LED照明を工場内に設置している。除菌LED照明は、人体に影響がないので昼間でも点灯した状態で日常業務が行えることが大きな利点。水銀タイプの殺菌灯は夜間に点灯させておく必要があったが、現在は、逆に除菌LED照明を昼間だけ点灯し、夜間は消灯して電気代を節約している。
- 1本当たり40万円ほどかかっていた水銀タイプの殺菌灯だと価格は40分の1程度と非常にリーズナブルで、ワット数も少なく電気代は8分の1程度。また光源寿命は30,000時間と非常に長いので、工場内の照明を交換する手間と時間も省けるようになった。今後は、HACCP(国際的な食品衛生管理の手法)に対応したクリーンルームなどに随時設置場所を増やしていく方針だ。
LED照明導入写真
導入製品
ご使用ユーザー様紹介
福岡県醤油醸造協同組合 様
福岡県筑紫野市大字牛島65番地
- * 本事例中に記載の数値、社名、固有名詞等は公開時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があります。また、掲載写真は撮影時の機材や天候などの影響により実際と異なる場合があることをご了承ください。
福岡県醤油醸造協同組合 様 導入事例(PDF:2,359KB)
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