お客様の声
- 2011年の東日本大震災以降、節電のために照明の間引きを行っていたが、病院内が暗くなり患者さんの気持ちまで沈んでしまうことを病院長が懸念。有明に移転後10年近くが経過し、照明設備の更新が必要な時期と震災後の電気料金上昇が重なる中で、最新医療機器の導入や新棟の建設計画によって使用電力量が増加していくことが明らかだったため、LED照明化に着手した。
- 寿命が短い従来の蛍光管は、毎日5~10カ所のランプ交換が発生し、維持管理費用はもとより工数も大きな負担となっていた。LED照明化は、交換を担当する設備管理業者の業務負担やメンテナンスコストを削減できるという狙いもあった。
- LED照明化は、大塚商会を含む複数の販売業者の製品性能、金額、サポート内容などを比較検討。大塚商会のLED照明が従来の蛍光管と比べて最も違和感のない光色だったことや、LED照明に関する情報量の多さ、豊富な導入実績に裏打ちされたノウハウなどを評価し採用した。
- 2014年度から2016年度にかけてのLED照明化により、年間400万円以上の電力料金削減効果があった。また、投資回収期間も、設置場所によって異なるものの、直管形蛍光灯タイプの場合1.3年から2.3年と短期間での回収を見込んでいる。新棟の建設や多くの電力を使用するMRIをはじめとした最新設備の導入があるため、実際の削減額を前年対比で把握するのは難しいが、契約電力を下げ基本料金を低減できたことも含め、大きな削減効果があった。また、交換に伴うメンテナンスコストの削減、CO2の削減義務の達成にも貢献している。
- * 本事例中に記載の数値、社名、固有名詞等は公開時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があります。また、掲載写真は撮影時の機材や天候などの影響により実際と異なる場合があることをご了承ください。
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