- 40形直管形LEDランプ(18.3W、13.5W)
- 20形直管形LEDランプ(7.7W、8.2W)
- シーリングライト(36W、10.3W)
- コンパクト形(7.2W、12.6W)
- ダウンライト(8W)
病院内のLED化率は99%以上。4,000本を導入し、前年同月比20〜30%の消費電力量削減を達成
医療法人健友会 本間病院 様
2024年8月公開
- 導入LED照明タイプ
- 直管蛍光灯タイプ、ダウンライトタイプ、照明コントロール
- 設置環境
- 病院(医療機関)
- 改善点
お客様の声
- 蛍光灯の販売が終了になる話を2015年ごろに聞き、翌2016年に直管40型22本を試験的に導入。翌2017年から本格導入に踏み切り、約4,000本の蛍光灯をLEDに置き換えた。LED化を加速させたのは、消費電力の抑制が電気料金の削減へと直結することに加え、CO2削減により地球環境への貢献にもなることが大きな理由だった。こまめな消灯や不要な電気機器の電源オフに職員も協力してくれているが、LEDへの切り替えは抜本的な節電対策となる。導入後は前年同月比と比較して20〜30%(消費電力量基準)の削減を達成した。LED化は電気代に大きく影響する最大需要電力にもつながるため、その効果は大きい。さらに合わせて導入した照明のオン/オフをコントロールできる無線スイッチ「プラグワイズ」により無駄な照明を手元で消せるようにしたので、さらなる節電に取り組んでいる。
- 従来は毎月約40本(1日平均1〜2本)の蛍光灯の交換作業を行っており、1回15分程度としても10時間/月の作業コストが発生していた。病院という環境ゆえに、蛍光灯が切れた場合は夜間でも至急の交換を必要とすることもある。交換作業がほとんど発生しないLEDへの変更は業務改善に直結し、職員の働き方改革にもつながった。蛍光灯の処分も自治体への申請、書類作成や報告、処分費などのコストがかかっていたが、廃棄に関わる手間も劇的に減少した。
- 当医療法人には現場の安全性の確認および向上に取り組む委員会組織がある。照度も点検項目となっており、LEDは照度維持の点でも貢献している。現場からも「明るくなった」と好評だ。管タイプのLEDは2灯用のベースに1本付けも可能。2灯が必須の場所と1灯で十分な場所を選別できるため、現場に合わせた柔軟な運用が可能となった。これにより、事務所のレイアウトの自由度も増した。こうした運用ノウハウは、大塚商会の担当者が情報を積極的に提供してくれることで実現している。大塚商会のセミナーなどには進んで参加し、病院運営に役立つ情報や知識を吸収している。
- 本間病院では、管タイプは共有スペース、コンパクト蛍光灯タイプはリハビリテーション室、ダウンライトはお客様の待合室、シーリングは居室に使い分けている。2017年の工事では、1,000本交換の工期が2週間程度だった。1日あたり100〜200本というスピードでの工事であり、大塚商会は非常に手慣れていると感じた。医療機関には患者様の居室や浴室など、慎重な工事を必要とする部屋も少なくない。事前に綿密な打ち合わせをしたことで、日常の病院運営への影響を最小限にとどめた。既に病院内のLED化は99%以上となった。例外は暗室など、ごく一部の施設である。また、厨房(ちゅうぼう)への除菌LEDの導入も検討中だ。今後は耐用年数を迎えたLEDのリプレース時期に入るため、大塚商会の継続的なサポートに期待している。
LED照明導入写真
導入製品
ご使用ユーザー様紹介
医療法人健友会 本間病院 様
山形県酒田市中町3-5-23
- * 本事例中に記載の数値、社名、固有名詞等は公開時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があります。また、掲載写真は撮影時の機材や天候などの影響により実際と異なる場合があることをご了承ください。
医療法人健友会 本間病院 様 導入事例(PDF:2,305KB)
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