お客様の声
- 新校舎の建設計画の段階で、消費電力を抑えるためにLED照明を検討したことがあったが、当時は価格が高かったため、高効率なHf蛍光灯の採用にとどまった。2011年の震災後、あらためて省エネに対する取り組みがテーマとなり、大塚商会からの提案をきっかけに2015年8月、校内全ての蛍光管3,227本およびコンパクト蛍光灯411本の導入にいたった。
- 省エネルギーになるとはいえ教室に学習の妨げになるような製品は導入できないため、実際に大塚商会から導入している学校を事前に見学。その結果、蛍光管と遜色なく、蛍光管以上に明るく感じ、学習を妨げることもないと判断することができた。夏休みを待って導入し、休み明けの生徒たちは、照明が変わったことに気づいていない生徒がほとんどで、当初懸念していた照明の変更による授業への影響もないと安心した。
- 直管形LED照明導入により、年間200万円の電気代削減につながった。そこで翌年には「水俣条約での水銀規制」も視野に入れ、水銀灯やダウンライトなどの残り全ての従来照明を設置場所に応じたLEDを選択し導入した。特に水銀灯は点灯までに時間がかかり、いったん消灯すると、再点灯するまで少し待たなければならず不評だったが、LEDにより改善できた。
- LED照明化によって、使用電力量が削減できた。さらに月間の最大需要電力でみると、LED照明導入前の最高は763 kW (2014年8月)だったが、LED照明化により最大需要電力が下がり、契約を見直して導入後は559 kW(2016年9月)にとどまっている。LED照明化による差分だけを抜き出して数値化するのは難しいが、確実に電気料金削減に貢献している。また、教員をはじめとした学校スタッフ、児童や生徒からも好評で、「導入後はメリットしかなく、デメリットはない」と感じている。
LED照明導入写真
導入製品
- 40形直管蛍光灯タイプ(15.5W,19.5W、22W)
- 20形直管蛍光灯タイプ(10.5W)
- コンパクト蛍光灯タイプ(15.2W、18.8W)
- ダウンライトタイプ(10W、30W)
- 投光器(80W)
その他
- * 本事例中に記載の数値、社名、固有名詞等は公開時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があります。また、掲載写真は撮影時の機材や天候などの影響により実際と異なる場合があることをご了承ください。
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