お客様の声
- 当院の内外装コンセプトを「シックで落ち着いた雰囲気」としていたこともあり、照明も少し暗めで「院内の照明が暗い」という声があった。理事長も、患者様が快適に過ごすためにも、職員が効率よく正確な作業をするためにも、照明の照度を上げて明るくしたいという考えを持っていた。重ねて、団塊の世代が75歳を迎え後期高齢者となる「2025年問題」をはじめ、急速に少子高齢化が進む人口構成の中で、医療機関の経営においても、診療報酬改定などをにらみながらのコスト削減が求められているので、LED照明のような初期コストがかかるものは早期に導入して早い段階で初期投資を回収し、後々のランニングコスト低減につなげたいと考えた。
- 数年前にLED照明を検討した際は、病床に横たわってテストしてみたところ、光がまぶしく、導入を見送ったことがあったが、大塚商会では、すぐにデモンストレーション用のLED照明を病室に設置。発光具合や明るさを体感でき「これなら大丈夫」と判断した。最終的に4社に見積りを依頼したが大塚商会の提案に決まり、1階から8階までで40形蛍光灯タイプ893本、20形蛍光灯タイプ126本、コンパクト蛍光灯タイプ216本、ダウンライトタイプ567台、そのほか病室用などの電球249個、シーリングライトなども交換した。
- 開院から16年も経過すると、照明の安定器が壊れたり、2,000を超える照明があるため頻繁にランプが切れたり、そのつど専任スタッフによる交換作業が必要となっていたので、LED照明化によるメンテナンス作業の削減効果は大きい。また、「ランプが切れたらつど交換」では、新しくつけたランプと古いランプの色や発光の違いが気になるものだが、今回一斉にLED照明化したことで、照明の色ムラも解消された。
- LED照明化により、電気料金削減への道筋をつけると共に、院内を明るくすることで患者さんの快適性や職員の作業効率が向上。また、使用電力量の削減によって地球環境保全にもつながった。
LED照明導入写真
導入製品
- 40形直管蛍光灯タイプ(14.6W、11.9W)
- 20形直管蛍光灯タイプ(10W、9.5W)
- コンパクト蛍光灯タイプ(15.2W、12.0W)
- ダウンライトタイプ(11.5W、7.7W、4.1W)
ほか
- * 本事例中に記載の数値、社名、固有名詞等は公開時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があります。また、掲載写真は撮影時の機材や天候などの影響により実際と異なる場合があることをご了承ください。
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