お客様の声
- 1979年に泌尿器科・腎臓内科および透析の専門病院として現住所へ移転し、2度の増改築と阪神淡路大震災を乗り越えた建屋の照明器具は、経年劣化もあり毎月10から20本の蛍光管の交換作業が発生しており、その在庫保管や交換の手間などが掛かっていた。今後のランニングコストや水銀を含む蛍光灯の生産中止も鑑み、LED導入を検討するようになった。
- 同院ではさまざまなタイプの照明を使用しており、大塚商会の現地調査によってタイプと本数からコストシミュレーションを実施。複数社から提案を受けていたが、提案内容と調達・サポートといった総合力を評価し大塚商会からLED照明を導入することにした。
- 入れ替え作業は延べ8日間で完了。診察室、CT室、結石破砕室、透析室、手術室、入院棟、エントランスや受付、廊下、階段、非常灯など多様な設備と施設があるが、各所の用途や利用状況に応じたLED照明を設置していった。その際、老朽化していた器具自体も劣化具合に応じて交換を行った。
- LED照明への入れ替え後は、以前の蛍光灯に比べ明るさが増し、ちらつきもないことからスタッフからは評価の声が上がっている。また、長時間ベッドの上で過ごされる透析患者様や入院患者様にとって明るすぎるのではという不安もあったが、特にクレームもなく目に優しい明るさを保っている。
- コロナ禍もあり前年比較は難しいが、事前の試算によると年間で132,000kWh→41,000kWhと、1/3にまで電力使用量を削減できている。患者様の命を預かる病院施設として必要な照度基準を保ちつつ、コスト削減が可能なLED照明に入れ替えたことで、この先、長期にわたる安全性と信頼を確保できた。
LED照明導入写真
導入製品
- 直管蛍光灯タイプ(11.9W、7.5W)
- コンパクト蛍光灯タイプ(15.4W、12.2W、7.2W)
- ダウンライトタイプ(8.4W)
ほか
- * 本事例中に記載の数値、社名、固有名詞等は公開時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があります。また、掲載写真は撮影時の機材や天候などの影響により実際と異なる場合があることをご了承ください。
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