政府の省エネ推進や国際条約である「水俣条約」。大手照明メーカーの蛍光灯器具や水銀灯の生産終了の発表などにより、2020年を節目に照明の環境が変わりました。まずは何が起きるのかを知り、早めに対策することをおすすめします。
LEDの電気代の計算方法
LEDは省電力で経済的だといわれています。年間電気料金の計算方法は、「年間電気料金=使用個数(個)×消費電力(W)×使用時間(時間/日)×使用日数(日/年)×電力単価(円/W)」で求めることができます。
LEDの電気代の計算方法
LED電球は、省電力で経済的だといわれています。では、白熱電球や蛍光灯からLED電球に変更すると、電気代(ここでは年間電気料金)はいくら節約できるものなのでしょうか。年間電気料金の計算方法は、以下の式で表すことができます。
年間電気料金=使用個数(個)×消費電力(W)×使用時間(時間/日)×使用日数(日/年)×電力単価(円/W)
使用個数は使用している電球の個数、消費電力は電球のW(ワット)数、使用時間は1日の点灯時間、使用日数は年間の点灯日数のことです。まずは、それぞれの数字を調べてすべてを掛け算してください。電気料金は、おおよその目安として1kWあたり25円(2014年夏時点における家庭用電気料金)とみなします。電力単価はWあたりですから、上記で求めた積に0.025円を掛けます。
例えば、60Wの白熱電球1個を1日8時間、365日使用した場合の年間電気料金は、4,380円になります。これを60W相当(消費電力10W)のLED電球に変更すると、年間電気料金は730円です。つまり、白熱電球からLED電球に変更した場合、年間電気料金を3,650円も節約できることになります。現在、60W相当(810ルーメン以上)のLED電球は、店頭価格1,500円前後で購入できる商品もありますから、電球切れになるのを待たずにLED電球に交換しても、十分に元が取れるばかりか、電気代の節約につながります。
(C) nobudget LED 研究会 2014.10.03
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