政府の省エネ推進や国際条約である「水俣条約」。大手照明メーカーの蛍光灯器具や水銀灯の生産終了の発表などにより、2020年を節目に照明の環境が変わりました。まずは何が起きるのかを知り、早めに対策することをおすすめします。
LED減光回路の作り方
同じLEDを使用しながら、用途に合わせて明るさを変更したいことがあります。こうした減光回路を作成するには、電源とLEDの間に整流用ダイオードと抵抗を組み合わせます。整流用ダイオードとは、電流の流れを一方通行に整えて電流の逆流を防ぐものです。
LED減光回路の作り方
同じLEDを使用しながら、用途に合わせて明るさを変更したいことがあります。例えば、自動車のテールランプ(尾灯)の場合、ブレーキランプ(制動灯)として使用する際にはLEDを100%発光させ、ポジションランプ(車幅灯)として使用する際にはLEDを減光させるといった使い方です(注意:あくまでも参考としての例示であるため、実際の自動車保安基準に適合しているわけではありません)。このような減光回路を作成するには、電源とLEDの間に整流用ダイオードと抵抗を組み合わせます。整流用ダイオードとは、電流の流れを一方通行に整えて電流の逆流を防ぐものです。同じく整流用ダイオードに抵抗器をつないだ回路も用意します。
例えば、例示した自動車用テールランプの場合、LEDを100%発光させるブレーキランプの配線には整流用ダイオードのみを接続し、ポジションランプの配線には整流用ダイオードと抵抗器をつないだ回路を接続します。これにより、ブレーキランプのスイッチが入ったときには100%発光し、ポジションランプとして使用中は抵抗器を通過して減光することになります。抵抗は固定のものでもかまいませんが、減光具合を調節する場合にはツマミを回すだけで抵抗値を変更できる可変抵抗器、または基板上で抵抗値を調節できる半固定抵抗器を使用します。
このように、LED減光回路は比較的容易、かつ安価に作成できるため、例示した自動車用テールランプではDIYで自作する人も少なくありません。
(C) nobudget LED 研究会 2014.10.03
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