政府の省エネ推進や国際条約である「水俣条約」。大手照明メーカーの蛍光灯器具や水銀灯の生産終了の発表などにより、2020年を節目に照明の環境が変わりました。まずは何が起きるのかを知り、早めに対策することをおすすめします。
LEDのまぶしさ対策
LED照明のまぶしさ対策は、設置の工夫によって行うことも可能です。例えば、直接照明でなく間接照明を積極的に利用したり、より高い位置に光源を設置して視野に直接入りにくくしたりすることで、まぶしさを抑えることができます。
LEDのまぶしさ対策
周囲の明るさに比べて、あまりに明るすぎる光源が視野に入ると、人間はまぶしさを感じます。あまりひどいときは他の物体が見えなくなるなど視覚に悪影響を与えますが、それほど強いまぶしさでなくても不快感を覚え、集中力の低下や目の痛み、頭痛などにもつながりかねません。
LEDは、電球や蛍光灯に比べると小さな素子で同等の明るさを実現することができますが、反面それは言い換えれば「まぶしさを感じやすい光源」でもあります。そこで、多くのLED照明では指向性の広い(広範囲に光が広がる)LED素子を使ったり、乳白色のカバーで拡散させたり、直接光を使わず内部の反射板で散乱させた光を使うなどして、より広い範囲から光を発することでまぶしさを感じにくくさせる工夫が施してあります。しかし、例えばLED電球やLED蛍光灯は、通常の電球や蛍光灯に近づけるため光を拡散させる工夫を多くの商品が取り入れているものの、それでも完全に同等とまではいきません。
こうしたLED照明のまぶしさ対策は、設置の工夫によって行うことも可能です。例えば、直接照明でなく間接照明を積極的に利用する、より高い位置に光源を設置して視野に直接入りにくくする、といった工夫でまぶしさが抑えられます。また、LED電球やLED蛍光灯であれば、光を広く拡散させるような照明機器と組み合わせると、まぶしさを抑えるのに効果があります。
(C) nobudget LED 研究会 2014.10.03
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