法人向けLED照明の選び方や価格のご相談など、分かりやすくお答えします。

LEDの並列回路の接続

LEDチップを直列で接続すると、必要な電圧はLEDチップの個数分だけ増えていきます。電圧を抑えるには、直列で接続可能な個数分のLEDチップと抵抗器をつないだセットを複数用意し、それらを並列で接続します。

LEDの並列回路の接続

複数のLEDチップを使ってLEDランプを作成するとき特に注意が必要なのは、LEDのつなぎ方です。LEDチップを直列で接続すると、必要な電圧はLEDチップの個数分だけ増えていきます。

例えば、自動車で一般的な12Vバッテリーを電源として考えたとき、3.2Vの白色LEDを点灯させるには、3.2V×3=9.6V、つまり3個のLEDチップしか直列で接続できません。それ以上のLEDチップを使ったLEDランプを作成するには、直列で接続可能な個数分のLEDチップと抵抗器をつないだセットを複数用意し、それらを並列で接続します。並列接続は、それぞれ独立した回路とみなすことができます。

このとき、注意しなければならないのは、抵抗器です。同じ抵抗器を使用してLEDチップのみを並列接続しても、実は電流は均等に分流されるわけではなく、どちらか一方に多く、もう一方に少なく流れます。製造時の個体差や配置されている場所、温度、配線の長さなどによって電流のばらつきが発生するためです。同じLEDチップを使っているはずなのに明るさが違うということがあり得るだけでなく、最悪の場合は一方のLEDチップのみが過電流によって短寿命になってしまうおそれがあります。複数のLEDチップを用いてLEDランプを作成する際に、並列接続する場合にはLEDチップと抵抗器を必ずワンセットで考えなければなりません。

(C) nobudget LED 研究会 2014.10.03

LED How to 関連情報

いま知っておきたい「蛍光灯の2027年問題」に関する情報はこちらから

「水銀に関する水俣条約」において、蛍光灯の製造と輸出入を2027年末までに禁止することが合意されました。蛍光灯はさらなる値上げと品不足が予想されます。他社のLED照明も樹脂・鋼材などの材料価格の高騰で値上げが予想されます。こうしたことから早めのLED照明導入をおすすめします。

蛍光灯の2027年問題

無駄な点灯時間の削減にも取り組みませんか?

無線スイッチなら、小まめな消灯を簡単に行えます

照明コストは「電力消費×点灯時間」で成り立っています。LED化すれば省電力になり、無線スイッチを組み合わせると不要な点灯を防止できます。ぜひ、ダブル削減をご検討ください。

LED照明の無駄遣い発見/制御(BEMS/電力「見える化・見せる化」)

LED照明に関連する資料を無料でダウンロード

具体的な補助金・助成金に関する資料から、楽しい読み物までLED導入に役立つ資料を幅広くそろえました。ぜひご覧ください。

LED関連資料をまとめました【照明で働き方改革】

総務の方必見!「コスト」と「手間」をダブルで削減する方法

LED照明のほかにも、コスト削減の方法はまだまだあります!

面倒な「手間」を減らして「コスト」も削減できる、総務の皆さんが得するとっておきのダブル削減方法をご紹介します。

総務の方必見! オフィスのコスト×手間 ダブル削減

LED照明の導入事例をご紹介

ナビゲーションメニュー