政府の省エネ推進や国際条約である「水俣条約」。大手照明メーカーの蛍光灯器具や水銀灯の生産終了の発表などにより、2020年を節目に照明の環境が変わりました。まずは何が起きるのかを知り、早めに対策することをおすすめします。
LEDの配線方法・向き
LEDには、+と-の極性があり、この電流の入り口(+極)をアノード、出口(-極)をカソードと呼んでいます。電源の+極をアノード、-極をカソードに正しく配線しないとLEDが発光しません。
LEDの配線方法・向き
LEDを含むダイオードは、片方向のみに電流を流す電子部品です。電流が一方通行であるということは、+と-の極性があるということです。この電流の入り口(+極)をアノード、出口(-極)をカソードと呼んでいます。LEDは、電源の+極をアノード、-極をカソードに正しく接続することで発光します。逆に接続すると、LEDが破損します。
砲弾型のLEDチップでは、足の長い端子がアノード、短い端子がカソードになっています。基板などに組み込んで足を切断する場合には、間違いないように注意する必要があります。樹脂モールドタイプの(発光部分が軟質の樹脂で覆われている)LEDチップの場合、極性はマークで判断します。表面から見たときは、端部にマークがある方がカソードになります。また、裏面には電流の流れる方向を表す三角形のマークが書かれていることが一般的です。LED照明などに利用されている角型のリフレクタータイプであるLEDチップでは、四つ角の切り欠けがある方の端子がカソードというのが一般的です。ただし、ごく一部製品は切り欠けのある方の端子がアノードになっている場合があるので、念のために使用前の確認を怠らないようにしましょう。
複数のLEDチップを用いたLEDランプを作成する場合、LEDチップは直列または並列で接続します。直列で接続した場合、必要な電圧はLEDチップの個数分だけ増えていきます。そのため、例えば自動車で一般的な12Vバッテリーを電源として、3.2Vの白色LEDを点灯させるには、3.2V×3=9.6V、つまり3個までの直列に抑えます。これを4個直列すると、12.8Vとなって電源電圧を超えてしまうため、点灯しないか暗く点灯することになります。また、抵抗器の抵抗値は、直列したLEDの合計電圧から計算します。それ以上の数のLEDを同じ点灯させたい場合は、直列ではなく並列で接続します。ただし、並列接続の場合、並列した分だけ抵抗器をつながらなければならないので、注意が必要です。
(C) nobudget LED 研究会 2014.10.03
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