効率的な文書管理や価格のご相談など、分かりやすくお答えします。

大塚商会 インサイドビジネスセンター

0120-210-060(平日 9:00~17:30)

【連載コラム 第4回】総務・情シス・営業の業務が激変! AI検索がもたらす現場の「劇的ビフォーアフター」

AI検索(スマート検索)の導入で業務はどう変わるのか。文書管理システムを基盤に、安全な生成AIを活用した総務・情報システム・営業部門の業務改善事例をご紹介します。

AI検索を業務に導入すると現場はどのように変わるのか

全4回にわたってお届けしてきた「AI時代の新しい文書検索」についてのコラムも、今回が最終回となります。これまで、第1回では「キーワード検索の限界とAI検索の便利さ」を、第2回では「一般的なChatGPTと自社専用AI(RAG)の違い」を、そして第3回では「AIを安全に使うための最新版・アクセス権管理の重要性」をお伝えしてきました。

「自社のマニュアルや規定が最新の状態で整理され、厳密なアクセス権で守られている」。この強固なデータ基盤(文書管理システム)という土台があって初めて、生成AIは「安全かつ極めて優秀な社内アシスタント」として真の力を発揮します。

では、この安心・安全なAI検索(スマート検索)を実際の業務に導入すると、現場はどのように変わるのでしょうか。今回は、多くの企業で課題となりやすい「総務」「情報システム」「営業・経営企画」の三つの部門を例に、具体的なビフォーアフターをご紹介します。

【事例1:総務・人事部門】「社内の便利屋」からの脱却

総務や人事部門は、全社員のバックオフィスを支える重要な部署です。しかし、日々の業務は「社員からの問い合わせ対応」で分断されがちです。

導入前(Before)

  • 「育児休業を取得したいのですが、どの書類を出せばいいですか?」
  • 「結婚して名字が変わった際の手続きと、必要な添付書類を教えてください」
  • 「○○社と結んだ秘密保持契約(NDA)のフォーマットはどこにありますか?」

ファイルサーバーに各種規定やテンプレートを保存し、社内ポータルで周知しているにもかかわらず、社員は「探すのが面倒」「どれが最新か分からない」と、すぐに総務の担当者に電話やチャットで聞いてきます。そのたびに担当者は本来の業務の手を止め、ファイルを探して案内しなければならず、月末の締め作業や制度設計といったコア業務に集中できません。

導入後(After)

社員は総務に電話をする代わりに、AI検索のプロンプトに「育児休業を取得する手順と注意事項を教えて」と自然な文章で入力します。

するとAIが最新の「育児休業規定」を瞬時に読み込み、「1. 申請書の作成」「2. ○日前までに上司へ提出」といった具体的な手順を箇条書きで要約して回答します。さらにその回答の下には引用元となる「育児休業規定.pdf」「各種フォーマット.docx」へのリンクが直接表示されるため、社員は迷わず手続きを進められます。

総務への「よくある定型的な質問」はAIが一次対応してくれるため、問い合わせ件数が激減。担当者は、より高度な労務課題の解決や、働きやすい環境づくりといった本来の業務に専念できるようになります。

【事例2:情報システム部門】ヘルプデスク業務の大幅削減と属人化解消

社内のITインフラを支える情シス部門もまた、日々のトラブルシューティングに忙殺されています。

導入前(Before)

  • 「社外からVPNに接続できなくなりました」
  • 「勤怠システムにログインするパスワードを忘れました」
  • 「会議室のモニターにPCの画面が映りません」

情シス部門のヘルプデスクには、マニュアルを見れば解決するような一次的な問い合わせが殺到します。また、情シス部門の内部でも「3年前の○○拠点のネットワーク図はどこにあるか」「旧システムの仕様書を作ったのは誰か」など、過去の技術資料が属人化しており、担当者が不在だとトラブル対応がストップしてしまうというリスクを抱えています。

導入後(After)

社員が「社内の勤怠システムにアクセスできない。障害事例と問い合わせ先は?」とAIに質問すると、AIが過去の障害対応マニュアルやFAQから「まずはキャッシュのクリアをお試しください。それでも解決しない場合は内線○番へ」と即座に回答します。これにより、情シス部門への電話の鳴る回数が劇的に減ります。

さらに情シスの担当者自身も、「○○拠点の現在のルーター設定手順」などをAIに検索させることで、複雑な階層深くのフォルダーを探し回る時間をゼロにできます。属人化していた社内のシステム知識が「AIに聞けばすぐ分かる」ナレッジベースへと進化し、迅速なトラブル解決や、新たなセキュリティ対策への時間投資が可能になります。

【事例3:営業・経営企画部門】過去の「眠れる資産」を強力な武器に

売り上げや事業戦略を担う部門では、過去のデータや企画書がいかにスピーディーに引き出せるかが勝負を分けます。

導入前(Before)

「過去に○○業界のA社に提案した企画書が見たい」と思っても、退職した担当者のフォルダーに眠っていたり、ファイル名が「提案書_最新_修正版.pptx」となっていたりすると、どれが最終版か分かりません。

結局、過去の優良なノウハウを活用できず、毎回ゼロから提案書や企画書を作り直すという非効率な作業が発生し、提案スピードが落ちてしまいます。

導入後(After)

「当社が提供する○○製品について、製造業向けのセールスポイントを分かりやすくまとめて」とAIに指示します。ここで生きるのが「アクセス権の制御」です。AIはその営業担当者に「閲覧権限がある」過去の成功事例や最新の製品マニュアルだけを読み込み、他部署の機密情報には触れずに、必要な提案の要点を抽出して箇条書きにしてくれます。

経営企画においても、「先月の役員会議での、○○事業に関する決議内容のポイントを教えて」と質問すれば、議事録から素早く要点を引き出せます(もちろん、役員や経営企画など権限を持つメンバーにしか回答しません)。

過去の膨大な資料という「眠れる資産」が、いつでも引き出せる「強力な武器」へと変わり、提案の質とスピード、そして組織全体の生産性が一気に向上します。

AI時代への第一歩は「社内文書の整理整頓」から

いかがでしたでしょうか。AIが社内文書を読み込んで要約してくれる「スマート検索」は、単なる便利ツールではなく、社員一人一人の「時間を創り出す」ための強力なインフラです。

しかし、何度もお伝えしているとおり、この素晴らしいAI体験を実現するためには、「最新版のみが管理されている」「正しいアクセス権が設定されている」という文書管理の土台が絶対に必要です。

  • 「自社のファイルサーバーはぐちゃぐちゃで、どこから手をつければいいか分からない……」
  • 「システムを導入するにも、あまり大きな予算はかけられない……」

そんな企業へ大塚商会が自信を持っておすすめするのが、約30年の実績を持つ文書管理システムのノウハウを凝縮した「eValue V Air mini」です。

総務・人事・営業など、業務に合わせたフォルダー構成が標準で用意されており、導入したその日から「アクセス権が守られた最新版管理」をスタートできます。月額1万5,000円(税別/30ユーザー)という手軽な価格で、将来のAI活用を見据えた「強固なデータ基盤」を構築することが可能です。

【まずは動画をご覧ください】AI検索がもたらす圧倒的なスピード

今回、事例でご紹介したような「AIが社内の規定を探し出し、瞬時に要約してリンクを提示する」という驚きのプロセスを1分57秒の短いデモ動画で公開しています。百聞は一見に如(し)かず。ぜひ皆様の目でお確かめください。

【動画】文書管理システム×AIの新機能!eValue V Air mini 「スマート検索」のご紹介

「自社のファイルサーバーの現状から、どうやって整理を始めればいい?」「eValue V Air miniの初期費用や詳しい機能を知りたい」という方は、大塚商会までお気軽にご相談ください。月額15,000円/30ユーザー(税別)から始められる、企業の規模に合わせた最適な文書管理プランをご提案いたします。

「eValue V Air mini」について詳しく見る

全4回のコラムにお付き合いいただき、誠にありがとうございました。皆様の業務効率化と、新しい働き方の実現の一助となれば幸いです。

ナビゲーションメニュー