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LED 405nm

LED405nmは紫外線に近い特性を持ち合わせながら、人体に有害な影響のない特殊なLEDです。405nmの波長を用いることで、食中毒等の原因となる細菌やウイルスの減少・不活化が可能なため、多くの人が集まる公共の施設・交通機関をはじめ、病院・学校・飲食店など高い衛生レベルが求められる場所に特に適しています。

読み方:えるいーでぃーふぉーぜろふぁいぶなのめーとる
英語正式表記:LED 405nm

LED 405nmとは

LED405nmは、人には紫色として認識される405nmの波長を使用した特殊なLEDです。405nmの波長は目に見えない紫外線領域に隣接する可視光線のため、紫外線に近い特性を持ち合わせています。

紫外線領域の波長は、細菌の不活化に効果があるとされています。LED 405nmはこの特性を利用し、食中毒の原因となる細菌などを抑制できます。そのため、衛生管理が特に重要視される医療機関や食品工場、公共施設などでの活用が期待されています。従来の紫外線殺菌灯とは異なり、LED 405nmは人体への影響が少ないため、人がいる空間でも安心して使用できます。また、小型で省電力、長寿命というLEDのメリットも兼ね備えているため、様々な場所への導入が容易です。

LED 405nmの特徴

LED 405nmは、405nmの波長に特化したLEDであり、従来の殺菌灯の紫外線光源と比べて小型・軽量、低消費電力、長寿命という利点があります。特定の波長をピンポイントで照射できるため、幅広い分野で活用されています。また、LED 405nmを使用する製品は、必ず取扱説明書をよく読んでから使用してください。

LED 405nmの応用例

新型コロナウイルスの流行をきっかけに、ウイルスや細菌への対策意識が高まる中、LED 405nmの技術が注目されています。日亜化学工業の開発した「除菌LED照明」は、405nmの波長でありながら白色発光を実現し、人体に無害な可視光線で除菌効果を発揮します。

この照明は、新型コロナウイルス(オミクロン株)を12時間で99%不活化させる効果が実証されています。さらに、感染症の原因となる緑膿菌やインフルエンザウイルス、ノロウイルス代替ウイルスにも高い減少効果を示し、私たちの生活環境における衛生管理に貢献します。

病院や学校、飲食店、公共交通機関など、人が集まる場所での感染リスク低減に役立つだけでなく、家庭での衛生管理にも活用できるでしょう。LED 405nmの除菌技術は、安心・安全な空間を提供し、私たちの健康を守る新たな手段として期待されています。

(C) nobudget LED研究会 2024.10.15 初版

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