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JLMA301

JLMA301は、一般社団法人日本照明工業会(JLMA)が制定した、AC直結G13口金直管LED光源の安全規格です。従来の蛍光灯器具にLED光源を導入する際に、安全性を確保することを目的としています。

読み方:じぇいえるえむえー さんまるいち
英語正式表記:JLMA301

JLMA301とは?

JLMA301は、AC直結G13口金直管LED光源の安全規格です。一般社団法人日本照明工業会(JLMA)が制定しました。従来の蛍光灯器具にLED光源を導入する際に、発煙・発火や落下などのリスクを低減し、安全性を確保することを目的としています。

なぜJLMA301が重要なのか?

従来の蛍光灯器具にLED光源を導入する際、配線方法や電気特性の違いから、発煙・発火や落下などの事故が発生するリスクがありました。JLMA301は、LED光源に明確な安全基準を設けることで、これらのリスクを低減し安全性を向上させます。JLMA301に適合した製品は安全性が確保されていることを示すため、消費者は安心して製品を選ぶことができます。LED光源の安全基準を統一することで、業界全体の品質向上と健全な市場発展に貢献します。

JLMA301の具体的な基準

JLMA301では、絶縁耐力、耐トラッキング性、温度上昇など、電気的な安全性を確保するための基準が定められています。また、落下防止、口金の強度など、機械的な安全性を確保するための基準が定められています。さらに人体への影響を評価する光生物学的安全性、電磁両立性など、その他の安全性を確保するための基準が定められています。

JLMA301に関わる組織

LED光源を製造・販売するメーカーは、JLMA301の基準を満たす必要があります。製品開発段階から安全性を考慮し、適合試験を実施することが重要です。LED光源を販売する業者も、JLMA301について基本的な知識を持つ必要があります。顧客からの問い合わせに対応したり、適合証明書を確認することが求められます。さらに蛍光灯器具のLED化工事を行う電気工事事業者は、JLMA301に適合した製品を使用し、適切な工事を行う必要があります。

一般ユーザーは、JLMA301に適合した製品を選ぶことが大切です。特に、公共の施設や、医療機関、教育機関、商業施設など、人が多く集まり安全性への配慮が必要な場所で使用する場合には注意が必要です。

(C) nobudget LED研究会 2024.10.15 初版

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