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オイルミスト対応LEDとは

オイルミスト対応LEDは、工場や機械加工現場など、空気中に油分を含むミスト(霧状の微粒子)が漂っている環境でも使用できるLED照明です。適切な設計と材料選定により、火災のリスクを低減します。

読み方:おいるみすと たいおう えるいーでぃー
英語正式表記:Oil mist resistant LED

オイルミスト対応LEDとは?

オイルミスト対応LEDは、工場や機械加工現場など、空気中に油分を含むミスト(霧状の微粒子)が漂う環境でも使用できるLED照明です。

オイルミストは、通常のLED照明のカバーやレンズに付着し、光を遮ったり、変色させたりする原因にもなります。また、内部の電子部品に浸透し、故障や寿命短縮を引き起こすこともあります。オイルミストは可燃性で、照明器具が高温になると火災の危険性があります。オイルミスト対応LEDは、適切な設計と材料選定により、このようなリスクを低減します。

オイルミスト対応LEDの特徴

オイルミストの侵入を防ぐため、本体やカバーに高い密閉性が施されています。カバーやレンズには、油分に強い特殊な樹脂材料が使用されます。またオイルミスト環境は、粉塵や水滴も発生しやすい場所のため、IP65以上の防塵・防水性能を備えていることが一般的です。さらに高温になりやすい環境でも安全に使用できるよう、耐熱性の高い部品が使用されます。

オイルミスト対応LEDの用途

オイルミスト対応LEDは、機械加工、金属加工、自動車製造など、オイルミストが発生しやすい工場全般で使われます。またフォークリフトなど、油圧機器を使用する倉庫や油を使用する調理場や厨房にも適しています。

オイルミスト対応LEDを選ぶポイント

オイルミスト対応LEDを選ぶときには、オイルミストの濃度や温度、粉塵の有無などを考慮して、適切な防塵・防水性能や耐熱性のものを選びましょう。また設置場所の広さや作業内容に合わせて、適切な明るさのオイルミスト対応LEDを選ぶことも大切です。さらに長寿命な製品を選ぶことで、メンテナンスの手間やコストを削減できます。信頼できるメーカーの製品を選ぶことで、安心して使用できるようにしましょう。

(C) nobudget LED研究会 2024.10.15 初版

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