政府の省エネ推進や国際条約である「水俣条約」。大手照明メーカーの蛍光灯器具や水銀灯の生産終了の発表などにより、2020年を節目に照明の環境が変わりました。まずは何が起きるのかを知り、早めに対策することをおすすめします。
LED安定器・バラスト
従来の蛍光灯には、電流を一定に抑え放電灯のフリッカーをなくすための電子部品として、安定器(バラスト)が取り付けられています。LED照明への切り替えにあたっては安定器への配線カット作業が必要です。
読み方:えるいーでぃーあんていき・ばらすと
英語正式表記:ballast
LED安定器・バラストとは
従来の蛍光灯には、電流を一定に抑え放電灯のフリッカーをなくすための電子部品として、安定器(バラスト)が取り付けられています。JISで寿命が10年と定められ、蛍光灯の寿命とは別に交換が必要な部品となっています。LED照明やLED電球には構造上、安定器は必要ないため、LED照明への切り替え時点で工事業者による安定器への配線カット作業が必要になります。
蛍光灯をLED照明への切り替える際には工事が不要で、蛍光灯を蛍光灯型LEDに切り替えるだけでよいとされている場合があります。しかし、安定器自身は寿命があり劣化するため、そのまま使い続けるのは危険です。安定器を取り外した上でLED照明に切り替える方が安全です。工事のためのコストがかかることから、工事不要なものを支持してしまいがちですが、安定器の寿命を見極めた上でどう対処するのかを決定する必要があります。
LED照明の場合、安定器は必要としませんが、電源回路の取り付けが必要な場合があります。その場合は、電気工事事業者による工事が必要な場合があります。製品によっては電源を内蔵しているものもあります。蛍光灯の安定器の取り外しをせずにLED照明に切り替える場合、電源内蔵型のLED照明をそのまま使う場合が多いようです。電源内蔵型のLED照明を使う場合でも、蛍光灯からの切り替えの際には安定器の取り外し工事を行いましょう。
(C) nobudget LED 研究会 2014.9.5
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