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LED電球・LED照明は暗い?

LED照明は白色LED光源の開発によって従来の電球や蛍光灯に匹敵するか、それ以上の明るさを実現しています。しかし、発売当初は各メーカーの測定方法が異なっていたことから、電球と比べるとLEDの方が暗いという誤解を生むこともありました。

質問:LED電球・LED照明は暗いのでしょうか?

回答:LED電球・LED照明は従来の白熱電球や蛍光管と同等の明るさを実現しています。

LED照明は、第1世代のロウソク、第2世代の電球、第3世代の蛍光灯に次ぐ、第4世代の明かりといわれ、近年では白色LED光源が開発されたことから電球や蛍光灯に匹敵するか、それ以上の明るさを実現しています。また、LED照明は適切な放熱対策や通常の使用方法なら数万時間もの寿命を持つといわれ、白熱電球の数十倍、蛍光ランプの数倍の寿命があります。

LED照明の形状や構成部材などをよく見極めて使用することが重要

LED照明は、LED発光素子を並べて組み付けられているため光に指向性があり、LED照明器具の形状や構成部材などをよく見極めて使用することが重要です。例えば、一般の電球や蛍光灯などは360度全方向に光を放射するため、周囲が全体的に明るくなるのに対し、同じ形状のLED蛍光灯では光の素子を片面に並べて組み付けられているためどうしても特定の方向を照らすようになり、取り付け場所や角度によって照明の強さ(明度)が若干異なる場合があります。

また、LED照明は半導体が直接可視光を発することから白色光に近づけるための蛍光色素を組み合わせており、紫外線を発生する一般の蛍光灯と比べて演色性が低い傾向にあります。照明の色味を重視する環境でLED照明を使う場合には、演色性の高い製品を選ぶ必要があるでしょう。

明るさの表示はワット(W)からルーメン(lm)へ

これまでの一般的な電球の明るさはワット(W)で表示されていたため、LED照明製品の発売当初には「白熱電球○W(ワット)形相当」という表記を行ってきました。しかし、メーカーによって異なる測定方法がされたことから、利用者から同じワット相当の白熱電球と比べるとLEDの方が暗くなる、暗いと感じるという声が多く寄せられることもありました。そのため、社団法人日本電球工業会(JLMA)が中心となって新たに光の量を表すルーメン(lm)という値を明記することになり、このルーメン値が大きいほど明るい製品ということになりました。

(C) nobudget LED 研究会 2014.10.03

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