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PDFを編集できないように制限はできますか
大塚商会のPDF活用レシピ

PDF にセキュリティをかける

文書の開示や印刷、編集など、詳細な制限をPDFに設定できます。また文書そのものを暗号化することで、内容の漏えいや改ざんを防ぎます。

1. 新しいセキュリティ設定を適用させる

「ツール」タブ(1)を選択し、ツールセンターの中から「保護」(2)を選びます。ツールバーから「暗号化」→「パスワードによる暗号化」(3)を選ぶと「新しいセキュリティ設定の適用」ダイアログ(4)が開くので「はい」をクリックします。

2. 設定項目に入力する

「パスワードによるセキュリティ‐設定」ダイアログが開きます。それぞれの項目に対して、任意の設定を行い「OK」をクリックします。セキュリティ設定が終了したらPDF を保存します。保存が完了するまではセキュリティが有効にはならないので注意してください。原本を保持しておきたい場合は、別名で保存することをお勧めします。

文書を開く

パスワードを設定すると、PDF を開く際にパスワードを入力するダイアログが開くようになります。正しいパスワードが入力されないと文書を閲覧することができません。

権限

PDFの閲覧と編集に対して、権限を設定することができます。設定の方法によって「印刷は可能だが変更は不可」のように目的に応じたセキュリティ設定を行うことが可能です。

印刷を許可

  • 許可しない:印刷ができないようにします。
  • 低解像度(150dpi):PDF内に含まれる画像等を低解像度でのみ印刷可能とします。
  • 高解像度:PDFに設定されている解像度によって通常印刷が可能になります。

変更を許可

  • ページの挿入、削除、回転:PDF へページの挿入、削除、回転を許可します。
  • フォームフィールドへの入力と既存の署名フィールドに署名:PDF 内に含まれるフォームへの入力と署名フィールドへの署名を許可します。
  • 注釈の作成、フォームフィールドの入力と既存の署名フィールドに署名:上記に加え、注釈を挿入することを許可します。
  • ページの抽出を除く全ての操作:PDF の特定のページを抽出すること以外、全ての操作を許可します。

オプション

Acrobatの互換性と文書の暗号化を設定します。PDF ファイルの内部が暗号化されるので、機密性がより高まります。

3. パスワードを設定する

確認のため文書を開くパスワードを入力するダイアログ(5)が表示されたら、設定したパスワードを再度入力して「OK」をクリックします。「Adobe Acrobat」ダイアログ(6)が表示されたら、注意事項を確認し「OK」をクリックします。確認のため権限パスワードを入力するダイアログ(7)が表示されたら、設定したパスワードを再度入力して「OK」をクリックします。

4. 設定内容の確認

画面左上のパネルにセキュリティが設定されているPDFであることを示す鍵マーク(8)が表示されます。「権限の詳細」(9)をクリックすると、適用されているセキュリティ設定の詳細を確認したり、変更したりことができます。

5. セキュリティがかかっていることを確認する

文書を保存して閉じると、セキュリティ設定が適用されます。閉じたファイルを開こうとするとパスワードの入力を要求されます。

  • * このコンテンツはアドビ社の協力の下制作しており、一部アドビサイトの掲載内容と重複する場合があります。

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