「水銀に関する水俣条約」において、蛍光灯の製造と輸出入を2027年末までに禁止することが合意されました。蛍光灯はさらなる値上げと品不足が予想されます。他社のLED照明も樹脂・鋼材などの材料価格の高騰で値上げが予想されます。こうしたことから早めのLED照明導入をおすすめします。
LED誘導灯
LED誘導灯は、避難口や避難方向など、目的の場所へ人を安全かつ迅速に誘導するための標識を見やすく表示する装置で、光源にLEDを使用しています。誘導灯にLEDを採用することにより、大きな節電効果を期待することができます。
読み方:えるいーでぃーゆうどうとう
英語正式表記:LED guidance light
LED誘導灯とは
LED誘導灯は、避難口や避難方向など、目的の場所へ人を安全かつ迅速に誘導するための標識を見やすく表示する装置で、光源にLEDを使用しています。誘導灯は、常用電源を使っていつも点灯させている必要があり、常用電源が停電した場合でも、自動的に非常電源に切り替えて、瞬時に再点灯させなければなりません。非常電源は、表示装置内に内蔵された蓄電池を使用するものが多く、誘導灯はこれを使って一定時間点灯し続ける必要があります。
誘導灯の光源には、これまで、これまで白熱電球や蛍光ランプが使用されていましたが、フィラメントを加熱して発光させる白熱電球や、放電によって発光を実現する蛍光ランプに比べ、原理的に電気を直接光に変換するLEDは、エネルギー効率が格段に高く、より低い電力で発光させることができます。誘導灯は、夜間も含め、長時間にわたって点灯し続ける必要があるため、LEDを採用することにより、大きな節電効果を期待することができます。また、非常時に常用電源が停電した場合も、小容量の蓄電池を使って非常電源を長時間にわたって点灯させ続けることができます。
LEDを使うもう一つのメリットは、白熱電球や蛍光ランプに比べて、寿命がはるかに長く、球切れやランプ切れの頻度が大幅に減少することです。例えば、誘導灯の点灯時間を1日平均12時間とした場合、蛍光灯はおよそ1年で取り替えが必要ですが、LED電球などのLED照明は9年以上も取り替える必要がありません。こうしたメリットにより、現在、白熱電球や蛍光ランプからLEDへの移行が急速に進みつつあります。
(C) nobudget LED 研究会 2014.9.5
LEDライトの関連情報
いま知っておきたい「蛍光灯の2027年問題」に関する情報はこちらから
無駄な点灯時間の削減にも取り組みませんか?
無線スイッチなら、小まめな消灯を簡単に行えます
照明コストは「電力消費×点灯時間」で成り立っています。LED化すれば省電力になり、無線スイッチを組み合わせると不要な点灯を防止できます。ぜひ、ダブル削減をご検討ください。
LED照明に関連する資料を無料でダウンロード
具体的な補助金・助成金に関する資料から、楽しい読み物までLED導入に役立つ資料を幅広くそろえました。ぜひご覧ください。
総務の方必見!「コスト」と「手間」をダブルで削減する方法
LED照明のほかにも、コスト削減の方法はまだまだあります!
面倒な「手間」を減らして「コスト」も削減できる、総務の皆さんが得するとっておきのダブル削減方法をご紹介します。
LED照明の導入事例をご紹介
直管蛍光灯タイプダウンライトタイプ老人福祉施設・保健施設東北
環境保護や電気料金削減を目指しLED照明を導入。自治体の補助金利用も大塚商会が全面サポート
社会福祉法人伯和会 特別養護老人ホームえんじゅ 様
ベースライトタイプ倉庫東北
倉庫内を明るく照らし、作業時の確実性・安全性を改善。総合力の高さで大塚商会に決定
株式会社仙台中央卸売市場配送センター 様
直管蛍光灯タイプダウンライトタイプ照明コントロール病院(医療機関)東北
病院内のLED化率は99%以上。4000本を導入し、前年同月比20〜30%の消費電力量削減を達成
医療法人健友会 本間病院 様
ナビゲーションメニュー