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紫・パープル系のLED

紫色の光色(波長およそ380~420nm)で発光するLEDです。紫色LEDは、紙幣識別や果物選別用の光源などの限定された用途に利用されています。また、演色性の高い白色LEDを実現する光源としても注目を集めています。

読み方:むらさき・ぱーぷるけいのえるいーでぃー
英語正式表記:Purple LED

紫・パープル系のLEDとは

紫色の光色(波長およそ380~420nm)で発光するLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)です。なかでも波長が380nm近辺の紫外線に近い光線を放射するものを近紫外線LEDと呼んでいます。

紫色LEDや近紫外線LEDは、紙幣識別や果物選別用の光源などの限定された用途に利用されていますが、昨今では、照らし出す色をより自然光の照らし出す色に近づける演色性の高い白色LEDを実現する光源として注目を集めています。

白色LEDはこれまで、青色に発光するLEDと、その光で黄色を発光する蛍光体を組み合わせて白色光を作り出していました。この方法では、高い発光効率を得ることはできますが、そもそも赤色と緑色の発光色を組み合わせていない擬似白色光であるため、全体がどうしても青白くなってしまい、高い演色性を実現できないという問題がありました。

これに対して、青色よりも波長の短い紫色LEDを用いて赤色・緑色・青色の蛍光体を光らせる方法を使えば、演色性の高い白色光を作り出すことができます。ただし、すべての光をいったん蛍光体に当てた上で白色光として取り出すため、明るさの向上、発光効率の向上を図る必要があります。最近では、こうした課題も克服されつつあり、高い演色性を実現するLED電球やLED照明が数多く提供されてきています。

LEDが発光する色自体は、半導体の材料で決まり、III属元素のAl(アルミニウム)、In(インジウム)、Ga(ガリウム)とV属元素のN(窒素)、P(リン)、As(ヒ素)との化合物によって作られる半導体が使われています。紫色LEDの主な材料は、熱伝導率が大きいなどの特性を持つ窒化ガリウム(GaN)で、発光層に窒化インジウムガリウム(InGaN)が使われています。

(C) nobudget LED 研究会 2014.8.18

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