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2色・3色発光のLED

LEDの光色は、単体では白色光を実現することはできません。そのため、白色LEDやマルチカラーLEDは、2色発光や3色発光、さらにそれ以上のLEDや蛍光体が発する光色を組み合わせることで実現します。

読み方:にしょく・さんしょくはっこうのえるいーでぃー
英語正式表記:Two or Three Color LED

2色・3色発光のLEDとは

LEDの光色は、従来の光源に比べて純度が高く、発光波長帯が狭いため、単体では白色光を実現することはできません。そのため、白色LEDやマルチカラーLEDは、2色発光や3色発光、さらにそれ以上のLEDや蛍光体が発する光色を組み合わせることによって実現されています。

半導体に電圧を掛けたときにさまざまな色に発光する現象自体は既に1907年に発見されていました。最初のLEDとなる赤色LEDが開発されたのは1962年のことです。1972年には黄色LED、1985年には桃色(または桜色)LEDが登場しました。その後、1993年に青色LED、1995年に緑色LEDが登場したことで、光の三原色(赤、緑、青)がそろい、LEDの白色化やマルチカラー化が現実のものになりました。現在では、半導体材料や設計によって、光色は、紫外、紫、青、緑、黄、赤、赤外領域まで実現することができるようになり、さまざまな種類のLED電球やLED照明が提供されています。

2色発光のLEDによって白色光を生み出す例としては、青色LEDとその光で黄色を発光する蛍光体を組み合わせた2色の光色によって擬似的に白色光を作り出す方法が挙げられます。一方、3色発光のLEDによって白色光を生み出す例としては、近紫外LEDまたは紫色LEDを使って赤色・緑色・青色の3色の蛍光体を発光させる方法、また、赤色LED・緑色LED・青色LEDの三つの光源を組み合わせる方法が挙げられます。

マルチカラーLEDは、複数のLEDや蛍光体の光色を組み合わせることによって多様な光色の発光を実現するものです。LEDは調色・調光などの光の制御を容易にできるため、多様な光色・光量を柔軟に作り出すことができます。

(C) nobudget LED 研究会 2014.8.18

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