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LED電球・LED蛍光灯比較

LED電球もLED蛍光灯も、発光させるという原理は同じです。LED電球は従来の白熱電球を使っていたソケットにそのまま装着することができますが、LED蛍光灯は、多くの場合設置する台座を工事するなどして手を加えたり交換したりする必要があります。

LED電球・LED蛍光灯比較

LED電球もLED蛍光灯も、「発光ダイオード」と呼ばれる半導体素子に電気を通して発光させるという原理は同じです。また、両方とも従来の白熱電球、蛍光灯と形態を似たようにしている点でも同じです。両方とも複数のLED素子を基盤に並べて発光させ、照明器具として使用します。ただしLED電球は従来の白熱電球を使っていたソケットにそのまま装着することができますが、LED蛍光灯は、多くの場合設置する台座を工事するなどして手を加えたり交換したりする必要があります。

広い場所を照らしたい場合は、LED蛍光灯の導入が一般的

LED電球もLED蛍光灯も、従来の光源よりも消費電力も少なく、機器自体の寿命も長いことは変わりませんが、価格については、LED電球が1,000円~5,000円前後という価格帯に対して、LED蛍光灯は価格が1万円前後となっています。このため、従来蛍光灯を設置していた照明器具にLED電球を代替するケースもあるようです。しかし、LED蛍光灯はその長細い形態から、明かりを照らす範囲が広いので、スペースの広い事務所や工場などでは、従来の蛍光灯からLED蛍光灯への転換が一般的です。

従来の蛍光灯のデメリットを解消するLED電球・LED蛍光灯

LED照明器具の普及は年々進んでおり、それに伴ってLED電球もLED蛍光灯も、市販価格がさらに下がっていくと期待されています。また、技術革新によって、さらに光量が大きく効率的に発光する製品が開発されつつあり、ニーズや設置場所に応じたLED電球とLED蛍光灯の用途の細分化も進んでいくと考えられています。

また、従来の蛍光灯の寿命は、6,000~13,000時間で消費電力も白熱電球と比較して少なくて済み、蛍光灯からLED電球やLED蛍光灯への転換は工事が必要なケースもあるため、LED蛍光灯の導入メリットはそれほどないという意見もあります。しかし、従来の蛍光灯は、おおよそ2,000時間点灯を過ぎたころに急激に光束(明るさ)が減少して、それ以降はゆっくりと暗くなっていきます。つまり、従来の蛍光灯は寿命が尽きるはるか以前に、交換されるケースが多いのです。これに対して、LED電球やLED蛍光灯は、4万時間を過ぎるころに、明るさが購入時の70%になります。寿命が過ぎる以前に明滅を繰り返したりすることもありません。実際の使用感と照らし合わせれば、LED電球、LED蛍光灯への転換をするユーザーが増えていることは、理にかなっていると言えるでしょう。

(C) nobudget LED 研究会 2014.10.03

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