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LED電球・ランプ

LED照明には、多種多様な形状のLED電球やLEDランプがあります。一般住宅用のLED電球・LEDランプのほとんどは、従来の白熱電球や蛍光灯をLED電球やランプに交換して使用可能です。また業務用LED照明も、建物のベース照明や看板用照明、屋外用照明、投光器など、あらゆる照明に利用されています。

読み方:えるいーでぃーでんきゅう・らんぷ
英語正式表記:LED light bulb, LED lamp

LED電球・ランプとは

LED照明には、多種多様な形状のLED電球・LEDランプが存在しています。一般住宅用のLED電球のほとんどは、白熱電球や蛍光灯などの従来型照明と同様の形状になっており、照明器具との接続部分である口金も白熱電球や蛍光灯と同じ規格の形状が使われています。このため、従来の照明器具の白熱電球または蛍光灯部分のみをLED電球に交換して使用することができます。業務用LED照明も、建物のベース照明や看板用照明、屋外用照明、投光器など、あらゆる照明に利用されています。低消費電力で長寿命というLEDの特長に加え、従来の白熱電球や蛍光灯、ネオン灯に比べて形状を加工しやすいことから、さまざまなシーンに利用されています。

一般住宅用照明で利用するLED電球・LEDランプ

LED電球・LEDランプの中で最も一般的なのが、白熱電球形に近い形状をしたLED電球です。白熱電球をそのまま交換して利用できるように同じ口金が使われているほか、一般電球形、ボール電球形、クリプトン電球形、ハロゲン電球形など、見た目の形状も同じようなものが用意されています。

LED電球・ランプを選ぶ際には、照明器具に使われている口金サイズを確認します。日本で最も一般的なのは「E26」という口金です。E26の“E”は、「エジソンベース(エジソンスクリュー)」の頭文字で、白熱電球を発明したトーマス・エジソンの名を取っており、ネジ式の口金であることを示しています。また“26”は、直径26mmという意味です。ダウンライトや常時灯では、「E17」という小型ソケットに対応したクリプトン電球が使われている場合があります。LED電球にも、E17口金のものが用意されているので、照明器具に合わせて選びましょう。

次に、LED電球・ランプの明るさを選びます。通常は、もともと装着されていた白熱電球や蛍光灯に相当する消費電力(○W形相当という表記)を確認して同じものにします。ただし、LED電球・LEDランプは白熱電球や蛍光灯に比較して消費電力が少ないため、より明るいLED電球・LEDランプを選択することも可能です。明るさの指標は、ルーメン(lm)という表示で確認できます。

LED電球・LEDランプを選ぶ際の注意点

白熱電球を使用していた照明器具にLED電球・ランプを取り付ける場合、いくつかの注意点があります。その一つが、前述した口金サイズです。日本ではE26というソケットが標準的に採用されていますが、海外ではE27という1mmだけ径が大きいサイズのソケットがよく利用されています。このため、日本で購入したLED電球・LEDランプを海外で使用したり、海外で購入した照明器具の電球を交換したりする場合には注意が必要になります。LED電球・LEDランプの中にはE26/E27の両方に対応したものもありますが、多くのE26口金のLED電球・LEDランプ製品はE27ソケットでの使用を保証していません。

もう一つは、重量です。一般的なE26口金の白熱電球の重量は約30gです。ところが、同じE26口金の一般電球形LED電球の場合、重量は100g以上になります。そのため、照明器具によっては、想定外の重量がかかることで落下や転倒の危険性が考えられます。このほか、浴室・脱衣所のように水滴や湿度の高い場所、密閉型照明の一部、調光機能付き照明器具などではLED電球・ランプが使えない場合もあります。こうした場所にLED電球・LEDランプを使いたい場合には、販売店に相談することをお勧めします。

導入が進む業務用LED電球・LEDランプ

LED電球・ランプは、企業が業務用に採用する事例が急増しています。その最大の理由となっているのが、LED電球・LEDランプの節電効果です。蛍光灯や水銀灯からLED電球・LEDランプに交換したことで、照明にかかる電気料金が7~8割も削減できたという企業が続々と登場しています。

LED電球・LEDランプは、さまざまなデザインに加工しやすいことから、ネオンサインや広告灯に利用される例も増えています。例えば大塚商会では、東京・新宿区のビル屋上に高さ約12m、全長約74mという日本最大級規模のLED広告塔を設置しており、蛍光灯使用に比べると、電気料金だけでなく、CO2排出量が約4割削減する効果が得られています。LED電球・LEDランプは、地球環境にも優しい照明と言えます。

(C) nobudget LED 研究会 2014.8.18

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