政府の省エネ推進や国際条約である「水俣条約」。大手照明メーカーの蛍光灯器具や水銀灯の生産終了の発表などにより、2020年を節目に照明の環境が変わりました。まずは何が起きるのかを知り、早めに対策することをおすすめします。
LEDの意味
LEDの英語の正式名称はLight Emitting Diodeで、日本語では「発光ダイオード」を意味します。LEDは、電気を流すと発光する半導体の一種です。
読み方:えるいーでぃーのいみ
LEDの意味
LEDとは、Light EmittingDiodeの略で、日本語では発光ダイオードのことを意味します。電気を流すと発光する半導体の一種で、1962年、ニック・ホロニアックにより発明されました。発明当時は赤色に発光するLEDのみでしたが、その後1960年代に赤色に加えて黄緑色LEDが開発され、早い段階から表示用光源として実用化されてきました。その後、1990年代に入り、青色LEDの開発、緑色の開発により光の三原色がそろうことで、白色LEDの開発やディスプレイのフルカラー化が現実のものになりました。
LEDの発光現象は、1907年にサンドペーパーの研磨剤であるカーボンランダム結晶に電圧を加えた際に偶然発見されました。ただし、現在のような技術が確立されたのは、1960年代に入ってからのことで、光の三原色のうち、70年代に黄色LEDが開発され、その後、90年代になってから、日本のメーカーによって青色LED、緑色LEDが開発されました。青色LEDの開発に比べて一般の注目度は低かったものの、1996年に白色LEDが開発され、それまで表示用が中心であったLEDが、一般照明用として使用用途が一気に拡大していきました。
白色LED光源は、紫外放射・赤外放射をほとんど含まないため、被照射物への負荷が少ないという特性を持っています。低温で発光効率が低下せず、衝撃・振動に強く、調色・調光・点滅が容易といった利点を生かして、現在、LEDはLED電球などLED照明の関連製品が数多く販売されています。LED照明製品は、消費電力が少なく長寿命であることから、これまでの白熱灯、蛍光灯から、照明の主役の座を奪うだろうと言われています。
(C) nobudget LED 研究会 2014.8.18
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