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LED調光器対応電球・照明

調光とは、照明の明るさを段階的にスムーズに調整できる機能のことで、調光器は照明器具と電源の間に入れる装置のことです。よく使われるE17/E26口金のLED電球や、LEDダウンライト、LEDスポットライトなどのLED照明の中には、調光器対応の製品も多く発売されています。

読み方:えるいーでぃーちょうこうきたいおうでんきゅう・しょうめい

LED調光器対応電球・照明とは

調光器対応のLED電球(E17/E26口金など)や、LEDダウンライト、LEDスポットライトなどのLED照明を使い、明るさを調整していくことで、生活シーンに合わせた明かりを作り出すことが可能となります。調光だけでなく、調色といわれる色を変える機能を持ったLED照明やLED電球も登場しています。朝から昼にかけて白色系の明かり、夜間は暖色系の暖かい印象のある明かりに変えるといった使い分けができます。調光機能によって無駄な明るさを抑えることで、電力消費量を抑えることにもつながります。すべてのLED照明・LED電球が調光器に対応しているわけではないため、調光が必要な場合には、調光可能なLED照明やLED電球を選択する必要があります。

生活シーンに合った明るさにできる、LED照明の調光機能

LED照明器具の調光機能を利用すると、時間帯や利用シーンに合わせた照明にすることができます。例えば、本を読む時に必要な明るさと、ご飯を食べる時に適した明るさは異なります。利用場面に適した明るさに調光ができるのがLED照明器具のメリットの一つです。

LEDの特性として、LED光源の素子が小さく、調光、調色などの光の制御が容易である点があげられます。従来の光源に比べると、応答時間が短く点滅の制御が可能で、この特性を生かした調光器対応のLED照明やLED電球が増えてきました。例えば調光器対応のLED照明やLED電球を使うことで、明るさとクリアな色が必要な読書用の明かりと、明るさを落とした落ち着いた照明を利用するといった使い分けができるわけです。

「LED照明器具」と「LED電球・LED照明」が両方“調光対応”であることを確かめる

LED照明器具の中にも、調光に対応しているものと対応していないものがあります。調光機能付き照明器具に、調光機能のないLED電球を付けると、故障や電球の寿命が短くなるなどのトラブルが起こる可能性もあるので注意が必要です。

「調光対応と書いてあるLED電球を購入したのに、調光できない」といった声を時折耳にしますが、調光を行うためには、「調光対応のLED照明器具」「調光対応のLED電球・LED照明」が必須になります。照明器具を購入する際に、調光対応のものか否かをチェックする必要があります。LED照明器具、LED電球・LED照明には、「調光に対応しています」「調光には対応していません」といった表記がありますので、これを確認した上で適合する製品を選びましょう。LED照明器具は調光対応だが調光対応ではないLED電球を使う、LED照明器具が調光に対応していないのにLED電球は調光対応、といった誤った組み合わせの場合、故障や寿命が短くなるといった事例もあるので注意が必要です。

LED照明で調光を実現するための二つの方式

調光を実現する仕組みには、「位相制御方式」「PWM調光方式」の二つの方式があります。位相制御方式は新たに信号線が必要はないというメリットがあり、PWM調光方式は熱や音の発生が少ないというメリットがあります。

位相制御方式とは、照明器具に流れる電力量を直接制御する調光方式です。電圧変動の影響を受けやすいものの、別途信号線を引く必要がないというメリットがあります。一方、PWM調光方式とは、LED素子の点灯時間と消灯時間を制御することで明るさを制御する方式です。点灯時間を長くすれば明るく、点灯時間を短くすれば暗くなりますが、その長さを決めるのがPWM (Pulse Width Modulation) 信号です。信号線は必要ですが、電圧の影響を受けずに調光を行うことができます。

(C) nobudget LED 研究会 2014.8.18

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