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LEDの歴史・発明

LEDは、第一世代のろうそく、第二世代の白熱電球、第三世代の蛍光灯に続く、第四世代の明かりと言われています。LEDの歴史は、1962年にニック・ホロニアック氏が赤色LEDを発明して以来、今日まで目覚ましい進歩を遂げています。

読み方:えるいーでぃーのれきし・はつめい
英語正式表記:LED history, invention

LEDの歴史・発明について

明かりの歴史は、紀元前に発明されたろうそくにさかのぼります。この第一世代の明かりであるろうそくの時代は、エジソンによって白熱電球が発明される19世紀まで続きました。その白熱電球は第二世代の明かり、さらに20世紀になって発明された蛍光灯は第三世代の明かりです。そして、21世紀になってから普及し始めたLEDは、第四世代の明かりと言われています。

最近になって登場した印象のあるLEDですが、実はLEDの歴史は決して新しいものではありません。今から100年以上前の1906年、英国の科学者ヘンリー・ジョセフ・ラウンドは、炭化ケイ素(SiC)の塊に電流を流すと黄色く発光することを確認しました。これが、LEDの起源とされています。1962年には、米ゼネラル・エレクトリックのニック・ホロニアック氏が赤色LEDを発明しました。彼は「LED発明の父」と呼ばれており、1963年には「発光ダイオードがトーマス・エジソンの電球を置き換えるだろう」と予言しています。その後、1970年代までに赤、黄、橙(だいだい)、黄緑などの各色LEDが誕生しました。

LEDで白色、あるいはフルカラーを発光させるには、青色LEDが必要です。この青色LEDの開発には、多くの日本人が貢献しました。1985年に赤崎勇氏と天野浩氏が青色LEDに必要な窒化ガリウム(GaN)の単結晶化に成功し、1989年に青色LEDを開発しました。現在のLEDにつながる高輝度青色LEDの量産技術は、中村修二氏によって1993年に開発されました。1995年以降は、この青色LEDから黄色蛍光体を加えた白色LEDが開発され、さらに紫外線LEDとRGB蛍光体による白色LEDも開発されています。

2004年になると、東北大学の川崎雅司氏らの研究チームが酸化亜鉛を用いた青色LEDの開発に成功しました。これは青色LEDの再発明とも言われており、高コストが課題の窒化ガリウムに取って代わるものとして期待されています。

(C) nobudget LED 研究会 2014.8.18

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