法人向けLED照明の選び方や価格のご相談など、分かりやすくお答えします。

LEDの面発光

LEDを使った面発光の照明器具は、蛍光アクリルの導光板や反射板を利用してLEDの光を乱反射させる仕組みを組み込みます。面発光パネルは自由な大きさ・形状に加工しやすいため、LED看板など多様な用途に採用され始めています。

読み方:えるいーでぃーのめんはっこう
英語正式表記:LED plane emission

LEDの面発光とは

LEDは、高温のサファイア基板上に窒素やガリウムなどのガスを噴きかけて発光層を積層し、その上に電極や保護膜などを形成したのちに基板を小さく切断して完成します。つまり、LEDは構造上そもそも面発光であり、基板を切断しなければ大きな面積で面発光させることが可能です。ただし、LEDの素材が高価であるため、一般的には約0.3mm角の大きさです。この大きさの面を発光させても、点発光のように見えてしまいます。

LEDを使って面発光の照明器具を作るには、LEDの光を乱反射させる仕組みを組み込みます。最も多いのが、蛍光アクリルの導光板や反射板を利用するものです。この方式の照明器具では、LEDの光源を導光板の側面に配置して面全体を間接的に発光させます。導光板や反射板はそれ自体が発光するわけではないため、LEDと同等の輝度を得ることはできません。しかし、照明器具ではLEDのような指向性の強い、まぶしい光よりも、配光の範囲が広い柔らかい光が好まれる傾向にあるため、照明器具としては十分に役立ちます。

最近は、照明器具メーカー間で独自の導光板や反射板の開発が行われ、より配光範囲が広く、ムラのない明るい面発光のLED照明が登場するようになりました。こうした面発光パネルは自由な大きさ・形状に加工しやすいため、LED看板などの大型パネルなど多様な用途に採用され始めています。

(C) nobudget LED 研究会 2014.8.18

LEDの関連情報

いま知っておきたい「蛍光灯の2027年問題」に関する情報はこちらから

「水銀に関する水俣条約」において、蛍光灯の製造と輸出入を2027年末までに禁止することが合意されました。蛍光灯はさらなる値上げと品不足が予想されます。他社のLED照明も樹脂・鋼材などの材料価格の高騰で値上げが予想されます。こうしたことから早めのLED照明導入をおすすめします。

蛍光灯の2027年問題

無駄な点灯時間の削減にも取り組みませんか?

無線スイッチなら、小まめな消灯を簡単に行えます

照明コストは「電力消費×点灯時間」で成り立っています。LED化すれば省電力になり、無線スイッチを組み合わせると不要な点灯を防止できます。ぜひ、ダブル削減をご検討ください。

LED照明の無駄遣い発見/制御(BEMS/電力「見える化・見せる化」)

LED照明に関連する資料を無料でダウンロード

具体的な補助金・助成金に関する資料から、楽しい読み物までLED導入に役立つ資料を幅広くそろえました。ぜひご覧ください。

LED関連資料をまとめました【照明で働き方改革】

総務の方必見!「コスト」と「手間」をダブルで削減する方法

LED照明のほかにも、コスト削減の方法はまだまだあります!

面倒な「手間」を減らして「コスト」も削減できる、総務の皆さんが得するとっておきのダブル削減方法をご紹介します。

総務の方必見! オフィスのコスト×手間 ダブル削減

LED照明の導入事例をご紹介

ナビゲーションメニュー