日本国内のERPのシェア

今日、企業規模を問わず、多くの企業がERPを導入しています。そうした中、日本企業の大部分を占める中堅・中小企業は、どのような選択をしているのでしょう。そこからは、ERP選択の重要なポイントが見えてきます。

多様な製品がしのぎを削る国内SMB向けERP市場

製品選定にあたっては、市場における実績や評価が気になるところです。ここではERP製品のシェアについて見ていきたいと思います。
グラフ1は、売上500億円未満の中堅・中小企業を対象に、導入済みの主要なERPについてアンケート調査した結果をまとめたものです。そこからは、国内中堅・中小企業向けERP市場の特徴が見えてきます。

中堅・中小企業においても、外国産が広く普及

一つは、外資系メーカーのデファクトスタンダードともいえるERP製品が中堅・中小企業においても普及している点です。グローバルに事業を展開する欧米の大企業を中心に早くから導入が進んだ同製品は、2000年代以降、国内でも情報システム部門が充実する大企業を中心に普及が進みました。調査結果からは、その動きが中堅・中小企業にまでおよんでいることがうかがえますが、その背後には、親会社との関係によって同じERPを導入する必要があるなど、多様な理由があると考えられます。

一方で多様な国内メーカー製品にも一定の支持

もう一つは、国内メーカー製品が市場において一定シェアを確保している点です。国内大手企業での外資系メーカー製品によるシェア率が高い中、中堅・中小企業では多様な国内メーカー製品が支持を得ているということが、大きな特徴として挙げられます。
その理由としてまず考えられるのは、中堅・中小企業のERP導入において問題になる、日本独自の商習慣やさまざまな業種業態への対応です。

シェアだけにこだわらず、ユーザーの評価や満足度も参考に

グラフ2は、各社担当者に自社が導入したERPに満足する点をたずね、その回答をまとめたものです。多くの企業がコスト面のメリットに加え、機能の追加・変更の容易さや特定業種に対応したパッケージが用意されていることを高く評価しています。ここからもERP導入において、依然として、独自の業務習慣や日本ならではの業種・業界慣習への対応が重要視されていることが分かります。
また、製品シェアや評価を巡るデータからも分かるように、中堅・中小企業のERP選定では自社の業務に応じた運用をいかにスムーズに図れるかという観点が重要です。
なお業務への対応という観点では、ERP製品の機能に加え、SIerの力量も重要なポイントです。カスタマイズを最小限にとどめ、ERP製品を業務に適応させていくためには、業務内容を正しく理解したうえでの運用提案が不可欠であることがその理由です。
また、近い将来に実施予定の「改元」(元号の変更)や消費税改正への対応などの外部要因や、自社の成長など内部要因への柔軟な対応力もシステムを安定稼働させていくためには非常に重要なポイントになります。
ERP選定は、製品の機能とSIerのサポート力という二つの観点から選定を進めることが重要です。

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