ITとビジネスの専門家によるコラム。経営、業種・業界、さまざまな切り口で、現場に生きる情報をお届けします。
ERPを使いこなすための「IT環境」入門
ERP(基幹業務)システムを稼働させ、導入成果を確実に上げていくためには、サーバー機器やクライアント端末などの各種ハードウェアやネットワーク、そしてセキュリティ対策などのIT環境が必要になります。ここでは、ERPを利用するために不可欠なIT環境、ERPをさらに活用するためのIT環境という二つの方向から、ERPの安定稼働に求められるIT環境を考えていきます。
ERPに不可欠なIT環境を考える
ERPを運用するには、多様な機能を提供するサーバーとその機能を利用するクライアントという、2種類のハードウェアが必要です。さらにサーバーとクライアントを結ぶネットワークやインターネットへの接続回線、それに伴うセキュリティ対策も必要不可欠です。
ERP活用がさらに進むIT環境とは?
ERPに日々蓄積される情報は、企業活動にとってはまさに宝の山です。その宝の山を眠らせることなく活用していくには、タブレットや複合機といった周辺機器が大きな意味を持ちます。
サーバー対策を検討する
働き方が多様化する中、社内と社外をつなぐサーバー環境はより慎重に整えていく必要があります。オンプレミスか、クラウドか、さらにはそのセキュリティ対策にいたるまで。柔軟なサーバー構築についてポイントをご紹介します。
テレワークを安全に実施する
テレワークの普及が加速する状況下において、セキュリティ対策は欠かせません。ニューノーマル時代におけるサイバー攻撃とセキュアな環境整備をご紹介します。
コンピューターウイルスの脅威に対策をする
ランサムウェアをはじめとするサイバー攻撃は、在宅勤務などの広がりにより被害は増加傾向です。感染対策はもちろんのこと、万が一感染してしまった場合でも、迅速に復旧するための体制を作っておきましょう。