建設業者2,000社以上と商談したベテラン担当者のSIerが語る! いかした建設業 建設業の倒産

建設業の倒産は4年連続で増加。一方で承継制度により新たな許可業者数も増えています。

建設業の倒産について

建設業の倒産

建設業の倒産件数は4年連続で増加

2025年上半期の倒産件数を某新聞で見ました。全体で5,000件を超えたということでした。業種別では、サービス業、小売業に次いで建設業は1,000件弱で3位。建設業の倒産件数は4年連続で増加しており、これはやはり気になるところですね。

  • * 【データ参考】

倒産集計 2025年上半期報(2025年1月~2025年6月)(帝国データバンク Webサイト)

倒産集計 2024年上半期(1月~6月)(帝国データバンク Webサイト)

バブル崩壊を経験した私にとっては、お客様の倒産は非常につらい経験ですが、バブル崩壊時に比べここ近年は、建設業の倒産件数は少なくはなっており、まだ良い方だと勝手に思っていたりします。

建設業の倒産件数は4年連続で増加

建設業許可の承継制度新設で建設業許可業者数が増加傾向

そこで新聞では倒産のみ大きく取り上げますが、逆の会社設立は見当たりませんので、AIに聞いてみました(本当に便利ですね)。ですが、2025年上半期における建設業の設立件数は出てきませんでしたが、全体として毎月1万~1万4,000社が設立されているようです。毎月かなりの数の企業が誕生しているのですね。

建設業については、国土交通省が発表した資料で製造業などの他産業に比べ労働者の高齢化が深刻で、2025年までに現在340万人程いる技能労働者のうち、120万人以上が離職するだろうと述べています。

そんな中、建設業許可業者数は増加傾向にあり、2018年度末以降、2022年度にいったん減少しましたが、2023~2024年度は2年連続で増加となっているようです。

これは高齢化による中小企業の後継者不足という課題に対して、建設業許可の承継制度が新設され、許可の引き継ぎが活発化しているためと考えられます。確かに新規設立時の商談は、経験豊富な優れた技能と長年培った人脈で、先を見据えての設立が多いなと思いました。社業を通しての社会貢献を期待しています。

建設業許可の承継制度新設で建設業許可業者数が増加傾向

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