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別荘の建築と模型づくり

国内有数の別荘地に店を構える工務店にお伺いした時の話です。

別荘の建築と模型づくり

別荘の建築と模型づくり

別荘地のお客さま

国内有数の別荘地に店を構える、その工務店は全て注文住宅での受注にもかかわらず、仕事のない時はないとおっしゃっていました。

ある時、定年間近のお客さまが奥さまと相談に来たそうです。さすがに資金的な話もなく、どんな住まいにするかという内容からの相談だったそうです。写真や図面などをお見せしましたが、奥さまはあまりイメージできずに、とにかくキッチンの床は桜材を使いたいという要望でした。

基本設計に着手する前に内装の話が先に進み、細部にこだわる、よくある時間のかかるお客様と感じたそう。こういった傾向は、別荘地ではよくあるのだとか。

イメージを具現化

そこで、奥さまに完成イメージを伝えるために模型を作って、提案をしたところ、非常に喜ばれ、競合もなくすんなり契約となりました。お客様のご希望の断片をしっかり読み取り、それを具現化することで実際のイメージが伝わり、お互いにうれしい結果を導き出す。まさに経験とプロの技が光った案件だと思います。

別荘の模型

その後、この模型を新築祝いとしてプレゼントしたところ、マタマタ感謝されたそうです。それに加え、ここに別荘をと考えている知り合いも紹介してくれているようです。

後日談

それ以来、社長は模型づくりが趣味になり、本業でも家づくりのために模型を作って、趣味でも模型を作って、もはや仕事なのか趣味なのか、よく分からなくなっているよと言っていました。

ちなみに、建物の中に置かれたその建物の模型、まるでよく見かける車のダッシュボードに置かれた車の置物みたいな感じですね。

車のダッシュボードに置かれた車の置物

  • * 車のダッシュボードに飾りを置いて前方の視界を妨げてしまうと違反になってしまうこともあるので、ご注意ください。

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