総務省が発表した住民基本台帳に基づく2019年1月1日時点の人口動態調査によれば、日本人の人口は1億2,477万6,364人と、前年から43万3,239人の減少となりました。減少は10年連続となり、減少幅は1968年の調査開始以来、過去最大となりました。一方、外国人は16万9,543人増えて、過去最多の266万7,199人でした。
また、日本人の生産年齢人口(15~64歳)は7,423万887人と、61万3,028人減りました。全体に占める割合は過去最低の59.5%に下がり、高齢化に拍車がかかっています。なお、死亡数から出生数を引いた自然減は、過去最大の44万2,564人となりました。
近年、日本の人口減少と高齢化は際立っており、2017年の推計で2100年の人口は8,450万人でしたが、今回は7,500万人に下方修正されました。
- (注)出典:「日本の将来推計人口(平成29年推計)」(国立社会保障・人口問題研究所)
(http://www.ipss.go.jp/pp-zenkoku/j/zenkoku2017/pp_zenkoku2017.asp)
図II-2 年齢 3 区分別人口の推移 をもとに制作
