第8回 メンタルヘルスとストレスマネジメント~その1~

介護施設・事業所で仕事をするうえで一番大切なことは、健康であることです。今回からメンタルヘルスとストレスマネジメントについてお伝えします。

メンタルヘルスとストレスマネジメント~その1~

新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、介護現場にも大きな影響を及ぼしました。
自分自身の感染予防に加えて、お客様の感染予防とメンタルヘルスに対するストレスマネジメントは、withコロナだけでなく、afterコロナにおいても離職防止においては重要です。

今回から、メンタルヘルスとストレスマネジメントについてお伝えしていきます。第1回では、簡易的なストレスチェックを皆さまにしていただきたいと思います。

健康とは……

皆さんが介護施設・事業所で仕事をするうえで一番大切なことは、健康であることです。

健康とは、身体的にも、精神的にも、社会的にも完全に良好な状態にあることであって、単に病気でないとか虚弱でないということではない。

  • * WHO憲章の前文より

ストレス

ストレスとは、身体的・精神的に負担がかかった状態のことをいいます。人間関係や長時間労働など、ストレスとなる原因を「ストレッサー」と呼び、外部からの刺激により、動悸(どうき)や胃の調子を悪くするなどの心身の反応を「ストレス反応」と呼びます。

心と身体は密接に関係しているため、肉体的ストレスが心の病気として現れたり精神的ストレスが身体の病気として現れたりすることもある。

まずは、ストレスをチェックしてみよう!

心のストレスチェック

心の疲労は気づかないうちにたまりやすい。月に一度はチェックしよう!

心のストレスチェックをしてみよう!当てはまる方に○をつける
1.十分な休養をとっていないYES ・ NO
2.このところ睡眠不足気味であるYES ・ NO
3.生活を楽しめていないYES ・ NO
4.うさ晴らしで酒を飲むことがあるYES ・ NO
5.仲間や家族と一緒に過ごす時間がなかなかもてないYES ・ NO
6.他人を攻撃しがちであるYES ・ NO
7.朝食を抜くことが多いYES ・ NO
8.ついカッとなることがあるYES ・ NO
9.自分のペースを守るのが難しいYES ・ NO
10.シャワーばかりで風呂に入る機会が減っているYES ・ NO

身体のストレスチェック

体は心の器。体が疲労するとストレスがたまりやすくなる。月に一度はチェックしよう!

身体のストレスチェックをしてみよう!当てはまる方に○をつける
1.休日は朝起きるのがとてもつらいYES ・ NO
2.残業や休日出勤が続いているYES ・ NO
3.頭がぼんやりして、体がだるいYES ・ NO
4.最近、考えがまとまらず、ミスが多くなったYES ・ NO
5.なかなか疲れが抜けないYES ・ NO
6.よく肩がこるYES ・ NO
7.朝、酒が残っているのを感じることがあるYES ・ NO
8.野菜嫌いで、出されても残すことが多いYES ・ NO
9.休日は家でゴロゴロしていることが多いYES ・ NO
10.体を動かす機会が少なく、これといった趣味がないYES ・ NO

判定

YESが9~10個
このままでは倒れてしまう可能性があるので、勇気をもって生活を改善しよう!
YESが5~8個
まとまった休養をとる必要がある。現状の生活を見直そう!
YESが3~4個
やや問題がある。注意深くチェックをしよう!
YESが1~2個
念のため、改善できる点は改善するようにしよう!
YESが 0個
今のところ問題なし。このペースで!

特に、仕事のストレスは最もコントロールしにくいストレスと考えられています。仕事に打ち込んでいる時は自分のストレスに気づきにくく、仕事量を自分でコントロールできない場合もあります。またストレスを自覚できていても、職場での自分の立場を考えると、回避できる状況を作れない場合もあります。
しかし、仕事に費やす時間は多くの人が生活の中で最も長いものです。そのため、仕事上のストレスは家庭での生活や健康に影響したり、長期にわたるストレスは心身の健康に重大な被害を及ぼしたりすることがあります。

頑張ろうとする前向きな気持ちは重要ですが、ストレスで疲れきってしまい、仕事の効率が落ちたり、ミスが多発したり、ましてや倒れてしまっては本人のみならず、周囲に負担がかかってしまいます。
職場におけるメンタルヘルスの重要性を認識し、意識的にストレスマネジメントを心がけましょう。

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この記事の著者

株式会社ねこの手 代表取締役

伊藤 亜記

短大卒業後、出版会社へ入社。
祖父母の介護と看取りの経験を機に、社会人入学にて福祉の勉強を始める。
98年、介護福祉士を取得し、老人保険施設で介護職を経験し、ケアハウスで介護相談員兼施設長代行を務める。
その後、大手介護関連会社の支店長を経て、「ねこの手」を設立。
現在、旅行介助サービスや国内外の介護施設見学ツアーの企画、介護相談、介護冊子制作、介護雑誌の監修や本の出筆、セミナー講師、TVコメンテーター、介護事業所の運営・営業サポートなど、精力的に活躍中。
2007年7月に発行された『添削式 介護記録の書き方』(ひかりのくに)は、介護業界の書籍や雑誌販売が難しい中で17刷2万部を突破するベストセラーとなる。医療・福祉法人の顧問や役員も多数務め、 2010年4月子どもゆめ基金開発委員、2012年9月株式会社ゲストハウス役員に就任。2011年12月発刊の『介護ビジネスの顧客獲得&人材育成』(綜合ユニコム)も増刷し、2012年9月『おはよう21 2012年10月号増刊 赤ペン添削でレベルアップ! 介護記録の書き方講座』(中央法規)、『実地指導監査対応~適正運営・整備のポイント~』(日総研出版)が発刊し、2013年度は10月発刊『実地指導対応今すぐ見直せるケアプラン』(ひかりのくに)含む4冊発刊、2014年度は新刊2冊発刊、2015年度は新刊2冊発刊、2016年度は新刊1冊発刊、 2017年度新刊1冊発刊、2018年度新刊1冊発刊、2019年度新刊1冊発刊、2020年度新刊1冊発刊。
介護福祉士・社会福祉主事・レクリエーションインストラクター・学習療法士1級・シナプソロジーインストラクター。
株式会社ねこの手

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