2020年2月25日、新型コロナウイルス感染症対策本部において、新型コロナウイルス感染症対策の基本方針が決定されました。同対策本部は、「この基本方針に基づき、患者・感染者との接触機会を減らす観点から、可能な限り、テレワークの積極的な活用をお願いします」と呼び掛けています。
しかし、現在の企業のテレワーク導入率は19.1%と、まだ2割にも届いていません。さらに企業規模別では、300名未満のいわゆる中小企業が14.5%と低く、2,000名以上の大企業の46.6%と比べると、非常に大きな差があります。
もちろんテレワークに移行できない業務もありますが、一方で「仕事は会社に来るもの」「本当に仕事をしているか分からない」「セキュリティ面で心配」など、テレワーク導入に踏み切れない根強い考えが残っていることも事実です。そのため、こうした考えを覆すような仕組みづくりが必要です。

