NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)が調査した「2011年 JNSA情報セキュリティインシデントに関する報告書~発生確率編~」によれば、情報セキュリティインシデントの発生確率においてメール誤送信の年間発生確率は11.8%と最多。SNS情報漏えいが3.3%、携帯電話紛失・盗難が2.6%、USBメモリ紛失・盗難が2.4%、パソコン紛失・盗難が1.5%という中で、メール誤送信の発生確率が突出していることが分かります。
*出典:NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)
2011年 情報セキュリティインシデントに関する調査報告書 ~発生確率編~
また、日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)の調査によれば、プライバシーマーク取得事業者による情報漏えい事故は2016年度に2,044件発生、そのうち、メール誤送信が424件と、セキュリティ意識の高い企業・団体でも起こりうることが分かります。
*出典:日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)
(平成28年度)「個人情報の取扱いにおける事故報告にみる傾向と注意点」について
右表のとおり、5月に公表されているだけでもこれだけの事件・事故が発生しています。要因をつかみ、一日でも早く対策を講じる必要性があります。
