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第2回 人気急上昇中!なぜ今、Windowsタブレットが注目されているのか!?
国内のタブレット市場は、法人向け需要が拡大しつつあります。これまでは2010年5月に国内発売された「iPad」が法人市場の多くを占めていましたが、ここ最近ではマイクロソフト社の最新端末『Surface Pro 3』を筆頭とした「Windowsタブレット」の人気が急上昇しています。今回はその理由をお伝えします。
◆ Windowsタブレットが注目される理由とは?
これからWindows PCを導入するのであれば、Windows 8.1搭載のPCを選択するのが現実的です。さらに、OSの特性やワークスタイルを考慮した場合、今後はノートPCやタブレットを選択する企業が増えてくることでしょう。すでに、iPadやAndroidタブレットを数年前から採用している企業も少なくありませんが、あくまで“PCに続く2台目”として活用しており、完全にPCに代わる端末とはなりきれていません。一方、Windows
タブレットは「PC」と「タブレット」の“1台2役”を担える端末として、企業における導入が増えています。外出先でも社内とほぼ同じ環境で仕事をしたいとなれば、Windowsタブレットが適していると言えるでしょう。
◆ WindowsタブレットはiPadやAndroidタブレットとここが違う!
□ PCと同じ仕様のデスクトップ、PCのソフトもそのまま使える
⇒ Windows 8.1搭載タブレットの中身はPCとほぼ変わりません。そのため、“タブレットにもなるノートPC”と捉えてもよいでしょう。また、他タブレットではできないドラッグ&ドロップでのファイル移動も簡単にできます。さらに、Microsoft Office(WordやExcelなど)を使うことができるため、外出先でも自席と同じように作業をすることが可能になります。
□ マウスやプリンタといった周辺機器もそのまま使える
⇒ USBメモリや外付けHDD、キーボード、マウス、スキャナ、プリンタなど、これまでPCで使っていた周辺機器は、そのほとんどをそのまま接続できるため、使い勝手を落とすことなく利用することができます。