ITとビジネスの専門家によるコラム。経営、業種・業界、さまざまな切り口で、現場に生きる情報をお届けします。
株式会社クレアール お客様の声[5分52秒]
再生時間:5分52秒
* 本動画は音声オンで再生されます。音量は、動画プレーヤー画面の下部にあるスピーカーアイコンで調整可能です。
株式会社クレアールは、資格試験や公務員などの就職試験の受験希望者向けにWebによるオンライン講座を提供されています。
受講希望者がWebサイトで申し込んだデータが社内システムと連携しておらず、手入力の手間を要していました。そこでWebサイトと社内外のシステムとを連携する仕組みを構築するため、大塚商会の「ERP・オーダー開発」サービスを選定。エンジニアが伴走してERPをアジャイル開発し、一日最大500件の手入力を削減した事例についてお話しいただきました。
関連製品
アプリケーション開発ツール SMILE V 2nd Edition 開発ツール(Custom AP Builder)
お客様が導入されている業務システムの追加やカスタマイズから、個別システムの構築にも対応できる拡張性・柔軟性の高い開発ツールです。また、「SMILE」シリーズの業務補完や開発ツールとしてご利用いただくことも可能です。
動画サマリー
動画の要点をご紹介します。
企業概要
資格試験の合格を目指す皆様に、合格に向けての学習法として「非常識合格法」という合格に向けての学習コンテンツを提供しています。
非常識合格法では「安・楽・短」という三つのコンセプトで「経済価値」「適合価値」「時間価値」という価値をお客様にご提供し、そこを一つの差別化要素として事業を展開しています。
開発ツール「SMILE CAB」の導入効果
今までは業務のほぼ100%が手作業で、データのやりとりも全て紙ベースという形でした。今般の「SMILE CAB」の導入によって、人手・紙での移動を一切なくす環境が作れたところが、一番大きな効果です。
今まではお客様の申し込みデータを形にしていくにあたり、一件あたり5~10分かかっていました。平常時で一日あたり100件程度、ピーク時には500件程度あり、トータルで2,500分かかっていたものが、今は時間をほとんどかけず5分、10分で、できてしまう。
ここから生まれる時間効果は、非常に価値が高いものだと考えています。
「SMILE CAB」によるERP・オーダー開発の評価
私どもが会社の中で使っているデータは、限られた入り口から全てのデータが取れます。これを「SMILE CAB」を使うことにより、必要なデータが全部そこにあるんだ、そこから必要なデータを全て加工していこう、という発想で「SMILE CAB」を活用してきました。
結果、必要なものを「SMILE CAB」を使うことによって都度作り上げていけることが「SMILE CAB」の素晴らしいところで、拡張性を非常に感じています。
「SMILE CAB」に加えてサポートのエンジニアの協力により、こちらをアジャイルな形で開発を進めることができたことが、一番我々にとって価値のあるサポートが得られたと考えています。
「たよれーるAIチャットボット」の導入効果
お客様からは一日に一つの講座に対して20~30件お問い合わせを頂いています。そのお問い合わせ内容を見ると、かなり定式化された内容です。
そこにAI チャットボットの導入を勧められて実際に構築して運用してみますと、一日20~30件の問い合わせの回答を全部AIチャットボットに搭載することができました。これによって、人でしかできない仕事に人の力をシフトさせることができるようになったことが、大きな効果です。
それと同時に、我々そのものがIT・デジタルを使った活用で、業務や顧客サービスの考え方を転換する大きなきっかけを与えられました。ここが、もう一つ大きなカルチャー変革を促された価値になっていると思います。
大塚商会の評価
もともと、何も分からないところから丁寧にご指導いただきながら大きなシステムを構築できたのは、寄り添って開発してくださったエンジニアの方のご教示の賜物だと思います。
弊社に社員としてシステムエンジニアが一緒にいるような感覚で開発ができ、本当に感謝しかございません。ありがとうございます。
大塚商会さんを利用させていただいて、良かった点が二点あります。一つは、「たよれーる」によるアフターケアが万全なところ。
そして何よりも、開発のプロセスの中でカスタマイズを徹底的にやっていただけるところ。カスタマイズをやるにあたって、できるということを前提で我々ユーザーの話を聞き、推進していただけたところ。ここが他のベンダーさんには絶対に無い、我々にとって大きな価値があった部分と考えています。
今後の展望
もともと、アナログで行っていたことをデジタルに置き換えるというところから、まずDIを推進してまいりました。しかし、これは単なるアナログの置き換えで、DXまでには繋がっていません。
「SMILE CAB」には、いろいろな情報が入っています。これらの情報を利用できる価値に変革し、DXを推進していきたいと考えています。