ITとビジネスの専門家によるコラム。経営、業種・業界、さまざまな切り口で、現場に生きる情報をお届けします。
エブレン株式会社 お客様の声[4分5秒]
再生時間:4分5秒
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エブレン株式会社様は、産業用電子機器や工業用コンピューターの専門メーカーで、2020年6月にJASDAQに上場。その業務基盤を支えているのが、生産管理システム「生産革新 Raijin」です。生産管理と会計の一元化による業務改善を実現し、テレワークにも即応できるセキュアな業務基盤をいち早く構築。システム導入の流れなど、お話しいただきました。
エブレン株式会社が導入した製品詳細
- * 掲載製品の変更に伴い、実際に導入いただいた製品の後継製品が記載されている可能性があることをご了承ください。
ハイブリッド型生産管理システム 生産革新 Raijin SMILE V 2nd Edition
「生産革新 Raijin」は、標準品や規格品の“繰返生産”と、個別品や特注品の“個別受注生産”との両方に対応したハイブリッド型の生産管理システムです。また、販売管理と一体化された組立業向け製販一気通貫型のシステムであるとともに、部品構成表管理システム「生産革新 Bom-jin」と連携し、設計部門との双方向連携による真の一気通貫で、コスト削減、納期短縮、生産効率の向上を実現します。
動画サマリー
動画の要点をご紹介します。
事業概要と強み
当社は産業用コンピューターおよび公共用コンピューターのバックプレーンと、シャーシと呼ばれる製品を作っています。
使われている分野は半導体製造装置・鉄道・医療などで、さまざまな業種に対応。
景気の変動等で一つの分野が落ち込んでも他の分野で取り返し、安定した売上を上げることができると考えています。
大塚商会からシステムを導入した理由
大塚商会を選んだ理由は、他のベンダーはシステムに特化した提案になりがちでしたが、
大塚さんの場合はインフラ周りの「どこでもコネクトラインクローズド網」「Active Directory」など、足回りの部分でも提案があり、そこがアドバンテージになりました。
「SMILE」を選定した理由
BIツールを使っていましたが、「SMILE」の場合Custom AP Builder(CAB)というオプションを使えば同じようなことができるということで、これがアドバンテージになって選定する一つの決め手になりました。
CABは導入当初から、各種入力チェック、債権管理の消し込み作業などに活用しています。簡単なカスタマイズはCABでまかなえますので、大きなカスタマイズをすることなく6年間運用できています。
「生産革新 Raijin」導入時の工夫
システム導入時には我々でプロジェクトを作りました。一番苦労したのはマスター作成です。毎日課題管理表をプロジェクトメンバーと共有し、一個一個課題をつぶしていくという地道な作業を続けることでプロジェクトをうまくやり遂げたと思います。
プロジェクトの運営では、ベンダー任せにせず我々が当事者意識を持って課題をちゃんとクリアしていくことが重要だと考えました。
月次決算の早期化と株式上場準備に対応
当社は2020年6月にJASDAQスタンダードに上場しました。「SMILE」導入前は月次決算に5〜6日かかっていました。導入後は約4日で出るようになりました。それが経営判断に大いに役立っています。
ITインフラ系も同時に導入しました。アクセス権の設定など、我々のIT統制を強固にでき、上場基準等の役に立ちました。
大塚商会への期待
電子帳簿保存法など法改正がいくつかあり、アドバイスをいただきながら対応したい。クラウド化等を含めたリプレースの提案をいただきながら、IT基盤の整備を進めていきたいと思っています。大塚商会さんからいろいろと提案をいただき、弊社のデジタル化に大いに寄与していただきたいと考えています。