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製造業IoT 導入のポイント[3分2秒]
再生時間:3分2秒
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製造の現場の「ミス、無駄の大幅削減?」「OAとFAがIoTで融合?」など、製造業におけるIoT導入のポイントについて、テクノシステム株式会社 山田克明氏、株式会社大塚商会 柵山がインタビュー形式で解説します。
動画サマリー
動画の要点をご紹介します。
「工場のIoT」とは?
市場には大きく二つに分けてIoTがあり、例えば冷蔵庫の日々の入出庫や温度管理のような「製品のIoT」ではなく、部品の加工やFAなどの設備の方のデータを活用するソリューションを「工場のIoT」として考えています。中小企業のお客様ですと、製品にひも付くような部品の製造業様、加工業様などにメインにご提案させていただいています。
大塚商会が考える製造業IoT
大塚商会の考えるIoTですが、もともと基幹業務システムや生産管理システムを取り扱っている立場からOAの分野では、今までも活用していました。製造業に関するIoTは、生産設備やFAの機械のデータを活用するという観点になります。そのOAとFAを融合させるのが今回の大塚商会の取り組みです。
生産管理システムと製造設備のデータ連携
生産管理システムから、製造指示を現場側の実績収集システムへ渡します。生産管理システムはOA側のシステムになります。現場で実績収集を行うシステムはFA側になりますので、一般的には人による工数入力、出来高入力、または装置からの出来高、プロセス、計測データを収集して、その製造指示の結果を頂いた製造指示にひも付けして生産実績として返します。
製造業IoTの導入メリット
現状の中小企業の一般的なお客様の絵です。右側にメリットを示しました。黒い線がつながれているのがインターネットの回線で、機械までつながっているところがポイントです。その結果、人が行っていた目で検査する部分や、設定情報を転記する部分が削減されるという大きな効果があります。
動画の詳細記事を見る
本ページでのインタビュー動画の詳細内容を記事ページでもご用意しています。
モノのインターネットと呼ばれるIoT(Internet of Things)。年々実用化が進み、近年では製造業の生産現場でも活用されるようになっています。大塚商会はFA(Factory Automation)を取り扱うテクノシステム社と提携し、独自のIoTソリューションをご提供。その概要、導入メリットについて、キーパーソンが解説します。