株式会社協和 お客様の声[5分57秒]

再生時間:5分57秒
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大きく軽く丈夫なランドセルをいち早く開発したパイオニア企業である株式会社協和は、時代の変化や業容の拡大に伴い「ApaRevo」と多くの業務システムを連携させることで、データの一元管理と情報共有を実現。基幹業務システムの活用について、語っていただきました。

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動画サマリー

動画の要点をご紹介します。

株式会社協和はランドセルを主に取り扱うメーカーです。その他には、キャリーケースや学用品などを製造販売しています。千葉県野田市にある千葉工場には物流センターが併設、直営店が全国に15店舗ほどあり、製造から販売、物流、卸までの全てを1社でまかなうことができます。

事業紹介

特別な商品として、障がい児用のランドセルを作っています。全てのお子さまにランドセルを背負っていただきたいという信念をもとに製造をしています。

商品の特長

当社のランドセルは、毎年いかに軽くできるかを積み重ねて開発しています。近年のニーズとして軽さに加え、大容量という点で非常にニーズが高く、まさに当社が行ってきた今までの商品開発の結果が実を結んでいると感じています。

システム運用について

本社と出荷を担当する物流センターとの業務のやりとりでは、販売管理システムの中に出荷管理業務を加えて、請求、出金などを一緒に管理できるようにしました。さらに業務の拡張に対応するためのオンラインを担当する「EOS名人」をはじめ、自社ECサイトの在庫管理をする「ネクストエンジン」、客注情報を管理する「MOS」を導入しています。

専門店に対しては、「スマレジ」を使用してレジ業務を行っています。これらのシステムを全て「SMILE」のサーバーに集約することによって、データの一元管理を実現しました。
各システムがバラバラの状態で存在していると、システム間の数字のズレが発生してしまうため、データを使って決算書を作成する際に、この数字のズレが悪影響を及ぼします。最初から一元管理をすることで、スマートに会社の業績を追えるようになりました。

店舗でのシステム活用

お客様からのご注文の内容を「MOS」で入力して、そのデータをシステムに取り込み、出荷の依頼やネームプレート作成の際などに活用しています。

手書きの場合、文字の判別が難しく読み間違えてしまうことがありますが、データの場合は読み違いがありません。お客様のお名前、漢字、住所のほか、ネームプレートの内容に間違いがあってはいけませんので、データで管理できるようになったことは、一番効率につながっています。

(大塚商会さんが)双方のシステムの特徴を把握してくれていましたので、細かい質問にも適切な返答をもらえ、非常にやりやすかったです。

物流センターの業務とシステム活用

本社からの依頼を物流センターで伝票を発行し、それをピッキングしてお客様に届ける作業を行っています。
毎年、棚卸し業務を行っていて、その時にランドセル、トラベル(商品)を2点、在庫管理をしていますが、(システム導入後に)初めて在庫の差異が0となりました。これは物流センターが始まって、創設以来の快挙です。

配送コストに関しては、基幹業務システムの売上を見ながら在庫管理をしますので、商品の動きを一番見ています。その商品の動きに関して、商品の梱包(こんぽう)の仕方、出荷の仕方を見ながら、差異数の減少を目指し、送料の減額やコスト削減につなげるためシステムを利用しながら作業を行っています。

倉庫業務の効率化について

お客様からの発注、店舗からの発注、個々からの発注、それを数字にすることによって物量を把握できます。物量を把握できれば、出荷の作業時間、伝票の発行時間が分かり、タイムラグ、タイムスケジュール、その他個々のスケジュール管理が可能になります。数字に表れてくると(業務が)たくさんあるのか、余裕があるのかということが明確になってくると思います。

(スケジュールが把握しやすくなることで)休みが取りやすい環境が生まれ、社員にとってもやさしい会社になるのではないかと思っています。