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ApaRevo 活用コラム
ApaRevo便利機能:簡易取込機能
今回は「ApaRevo」の便利機能、簡易取込機能をご紹介します。簡易取込機能は「必要最低限の項目で受注・売り上げ・発注・仕入れ・入出庫のデータを作成できる」機能です。
ApaRevo便利機能:簡易取込機能
株式会社大塚商会
首都圏ソリューショングループ
アパレル/ライフデザインSPソリューション課
保坂 佳宏
今回は「ApaRevo」の便利機能、簡易取込機能をご紹介します。簡易取込機能は「必要最低限の項目で受注・売り上げ・発注・仕入れ・入出庫のデータを作成できる」機能です。
「SMILE 販売」にも各(受注・売り上げ・発注・仕入れ・入出庫)取込機能はありますが、取り込むためには明細データの全ての項目にテキスト入力をしなければ取り込むことができませんでした。例えば、必須項目の商品コードを入力してあるのにもかかわらず、商品コードから商品マスターを参照し、商品名を更新することや単価を商品マスターの売上単価、仕入れ単価を参照して更新することができず、必ずテキスト内の値が正となり更新される仕様でした。また、伝票単位で消費税を作成する得意先の場合には、消費税行もテキスト内で作成する必要があり、非常に手間のかかる機能でした。そのため、お客様によってはカスタマイズで対応することも多々ありました。
「ApaRevo」ではSKU管理もあり、「SMILE 販売管理」のパッケージ取込機能のままではさらに使い勝手が悪くなってしまうため、バージョンアップ時に取り込みを簡単にできるようにしました。
取り込み時に必要となる受注データのレイアウトを記載します。
例:受注データ取込
画面拡大画像(JPG)[126KB]
上記8項目に値を入力していただくだけで、受注データが簡単に作成できます。得意先コード、商品コードをキーとしてマスターから必要な項目を更新します。もしも得意先名や単価などマスターの値を採用したくない場合には、テキスト値を優先して更新する仕組みが実装されていますので、必ずマスター値が採用される仕様ではありません。また売り上げデータ取り込みの際、伝票単位で消費税を算出する得意先の場合には、消費税も自動で作成される仕様となっています。
「件数が多く手入力が手間であるため、CSVで簡単に取り込みができないか」といったことでお悩みでしたら、一度当社までお問い合わせいただければと思います。
[SE]2019年 8月 6日