ITとビジネスの専門家によるコラム。経営、業種・業界、さまざまな切り口で、現場に生きる情報をお届けします。
大塚商会が提案する賃上げ施策
中堅・中小企業でも比較的手軽に実施できる賃上げ方法とは?
賃上げに踏み切れず悩んでいませんか?
中堅・中小企業にとって賃上げは、固定費増加や業績悪化リスクと隣り合わせの大きな決断です。しかし、リスクを最小限に抑えながら、従業員のモチベーションと企業成長を両立できる新しい仕組みがあります。
大塚商会がご提案する「エンゲージメントストック」は、成果に応じた報酬を“見える化”し、従業員満足と業績向上を同時に実現します。比較的手軽に導入でき、現金収入となるため従業員にも喜ばれる、新しい賃上げ施策をぜひご覧ください。
賃上げをめぐる中小企業の課題
中堅・中小企業にとって、賃上げは「従業員のモチベーション向上」や「人材確保」のために欠かせない取り組みです。しかし、現実にはさまざまなリスクが障壁となり、なかなか実行に踏み切れないのが実情です。
固定費増加によるリスク
一度賃金を引き上げると将来的に業績が悪化した場合でも、簡単に元に戻すことはできません。結果として収益を圧迫し、経営を苦しくするリスクを常に抱えることになります。
業績悪化時の柔軟性の低下
景気変動や取引先状況の悪化など、外部環境の変化に対して柔軟に対応できなくなる恐れがあります。特に中小企業は資金繰りに余裕がないケースが多く、賃上げが経営の重荷となりかねません。
モチベーション低下リスク
「賃上げが当たり前」になると、かえってやる気を引き出せなくなる可能性もあります。賃上げだけでモチベーションを維持するのが難しのが現実です。
賃上げだけで離職防止できないリスク
賃金以外(働きがい、成長機会、上司との関係など)の課題が放置されると、賃上げしても離職が止まらない可能性があります。
リスクを抑える賃上げの新発想~べアでも第三の賃上げでもない、新しい方法~
賃上げに伴うリスクを抑えつつ、従業員のモチベーションを維持するために、大塚商会が提案するのは、「エンゲージメントストック」を活用した新しい報酬制度です。従来の「べアアップ(ベースアップ)」や福利厚生を活用した「第三の賃上げ」とは異なり、実績に応じたインセンティブ報酬を提供するため、企業の経営状況や業績と連動した、柔軟かつ持続可能な仕組みを提供します。
現金収入で従業員に喜ばれる
「エンゲージメントストック」では、報酬が現金収入として支払われるため、従業員は直接的にメリットを感じることができます。賃金に上乗せする形ではなく、成果に応じた金額が「見える化」され、目標達成後に報酬として支払われるため、即効性があり、従業員のモチベーション向上にもつながります。
導入が比較的容易
「エンゲージメントストック」は、給与規定に縛られることなく、独立したインセンティブ制度として運用できます。そのため、原資がなくても導入でき、企業が負担する初期投資も少なく済みます。中小企業にとっては、資金的なハードルを低く抑えつつも、効果的に従業員に報酬を提供できる方法です。
企業成長に合わせて報酬を設計可能
報酬額は、あらかじめ定めた目標達成度(例:営業利益○%向上など)に応じて設定することができる、業績向上と連動して自然に従業員へ還元されます。例えば、営業利益が一定の基準を超えた場合に報酬額が決まる仕組みとすることで、従業員一人一人が企業の成長に貢献した実感を得られ、業績向上へのモチベーションが高まります。企業としては、今原資がなかったとしても、3年後獲得した利益に応じて報酬額を設定できるため、負担を小さく導入が可能です。
中期・長期経営計画に沿って報酬を設計・支払いすることも可能です。例えば業務効率化(残業○%削減かつ、1年間維持)をKPIとしたり、新規事業の立ち上げ(新しい収益基盤の確立)をKPIとすることができます。
仮想株式(ファントムストック)を活用した報酬制度の導入支援サービス「エンゲージメントストック」は、社員に対して、仮想株式というポイントを付与する福利厚生・報酬制度。中・長期経営計画の実行を促進し、従業員のエンゲージメント向上を支援する手段としてご活用いただけます。
「賃上げをしたいが、今後の経営が不安」「そもそも、賃上げに回せる原資が心もとない」
──そんな声が多く聞かれます。賃上げは単なるコスト増ではなく、企業の将来を左右する重要な経営判断であるため、慎重にならざるを得ないのです。
ここでご紹介する「エンゲージメントストック」を活用することで、企業と従業員の成長を両立させることが可能です。
エンゲージメントストックとは? ~成果が「見える」から、やる気が続く報酬制度~
賃上げリスクを抑えつつ、従業員のモチベーションを高める──それを実現するのが、大塚商会が提案する「エンゲージメントストック」です。
エンゲージメントストックとは、企業の業績や目標達成度に応じた報酬制度であり、未来の報酬を「見える化」する仕組みです。給与とは別軸で運用できるため、導入が比較的簡単で、中小企業にも適した方法として注目されています。
従業員は、自身が受け取れる将来の報酬額を常に確認することができます。 「今の頑張りが、将来これだけの報酬につながる」という期待感が、日々の仕事のモチベーションを高めます。
「エンゲージメントストック」は、既存の給与規定に手を加える必要がありません。 経営状況に応じて柔軟に運用できるため、急な業績悪化時にもリスクを最小限に抑えることができます。
中期的には営業目標達成へのインセンティブとして、 長期的には退職金の代替としても活用が可能です。 企業の成長戦略や人材定着施策に合わせて、自由に設計できるのが特長です。
仮想株式(ファントムストック)を活用した報酬制度の導入支援サービス「エンゲージメントストック」は、社員に対して、仮想株式というポイントを付与する福利厚生・報酬制度。中・長期経営計画の実行を促進し、従業員のエンゲージメント向上を支援する手段としてご活用いただけます。
無理なく賃上げ~会社も社員も一緒に成長するために~
中小企業にとって、賃上げは常に大きな挑戦です。しかし、リスクを恐れて何もできなければ、優秀な人材の獲得や定着、モチベーション向上は望めません。大塚商会が提案する「エンゲージメントストック」は、給与制度を大きく変えることなく、企業の成長と連動して報酬を設定できる、まったく新しい賃上げ施策です。
- 固定費を増やさず
- 業績に応じて柔軟に
- 従業員にも現金収入という形で実感を与えられる
未来の報酬を「見える化」することで、従業員一人一人のやる気を引き出し、会社全体を同じ方向へ導く強力なモチベーション施策となります。まずは、「エンゲージメントストック」の仕組みを詳しく知り、自社に合った運用方法を一緒に考えてみませんか?
- * 「エンゲージメントストック」は南青山アドバイザリーグループ株式会社より提供されるサービス名です。
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