第18回 なぜ、外部からデータが丸見えに!?再認識されたファイアウォールの重要性

2013年11月、インターネットに接続された複合機の設定に不備がある場合に、機器内に保存されたデータが外部から閲覧できてしまう問題が明らかになりました。それから2年後の2016年1月、一部の報道で同じような問題が依然存在していることが発覚しました。複合機に限らず、PCやサーバーなどインターネットに接続する機器に対する脅威は増え続ける一方です。では、こうした問題の対策はどのようにすれば良いのでしょうか。

今回は、あらためてその重要性が認識されつつあるネットワークセキュリティ対策の基本「ファイアウォール」についてお伝えします。

氷山の一角!? 複合機内のデータが丸見えに……

オフィス機器や家電製品などのさまざまな機器がインターネットに接続され、利便性が高まっている反面、不正にアクセスされるリスクも高まっています。

一部で報道された、「ネット接続の複合機などのデータ丸見え問題」は、当初発覚した大学だけではなく、企業でも同様のケースがあることがわかりました。とある中堅中小企業では、情報を守るために導入するファイアウォールやパスワード設定などの対策を講じていなかったため、外部の第三者が複合機内のデータを取り出せたり、印刷した文書のファイル名を見られたりする状態になっていました。
こうしたケースは、おそらく氷山の一角である可能性が高いでしょう。

Webカメラの映像も丸見えに……

同様の問題として取り上げられているのがWebカメラです。ファイアウォール設置やパスワード設定などのセキュリティ対策を講じていない場合、商業施設や住宅の映像・音声を第三者がネット上で見たり聞いたりすることができてしまうのです。実際にカメラを勝手に操作されたケースもあり、ネット社会のリスクが浮き彫りになりました。

マイナンバー制度も開始となり、企業はこれまで以上に強固な情報漏えい対策を講じる必要があります。その基本の一つであるファイアウォール。
現在のオフィス環境を見直し、適切な対策をご検討ください。

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次回は3月上旬の更新予定です。

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この記事の著者

株式会社大塚商会 マーケティング本部

井川 雄二

1997年 大塚商会入社。主に複合機をお客様に提案する営業担当から始まり、現在はその経験を生かしてマーケティング本部として営業支援を行っている。ITにまつわる情報収集に長けており、全国各地のイベントでは年間数十回のセミナー講演を実施し、その情報を余すことなくお客様に伝えている。その講演内容がとてもわかりやすいと評判。

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