ニホンハンダ株式会社 お客様の声[3分22秒]

再生時間:3分22秒
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ニホンハンダ株式会社は、創業以来100年以上の長きにわたり、デバイスの製造に不可欠なハンダペーストや成形ハンダを製造・販売するパイオニア企業です。製造現場の意見を取り入れ、機械の予防保全や製品の品質向上に結び付けています。インタビュー動画では、IoT実績収集システム「実績班長」の導入に至るまでの経緯や効果、今後の展望についてお話しいただきました。

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ニホンハンダ株式会社が導入した製品詳細

  • * 掲載製品の変更に伴い、実際に導入いただいた製品の後継製品が記載されている可能性があることをご了承ください。

動画サマリー

動画の要点をご紹介します。

事業概要と強み

弊社は半導体向けの接合材料としてハンダを長年作ってきています。2010年に100周年を迎えました。

とくに、ハンダペースト、成形ハンダを製品としてラインナップしていて、高品質なパワーデバイスの製造に役に立っています。

「実績班長」導入のきっかけ

以前は、その日の生産状況を夕方の残業時間、もしくは翌日の勤務でタイムラグがある状態でインプットしていました。生産革新「Ryu-jin」は稼働していましたが、稼働状況をもっとリアルタイムに把握し、精度の高い情報を収集することで現場をさらにレベルアップすることがこれから先のニホンハンダには必要だろうと感じて、高精度の情報が得られる「実質班長」の導入を決定しました。

IoT実績収集システム「実績班長」導入のきっかけ

「実績班長」を使うことで、タブレットで入力できるようになったことが一番のメリットです。細かい時間の管理もできるようになりました。リアルタイムで設備が稼働している状態で、例えば段取り、もしくは生産開始、トラブルが発生した、トラブルが解消して生産が再開された、ということに関して、すべて細かく時間にひも付いた情報が数値として可視化できるようになりました。

社員はいろいろなノウハウを持ち多能工作業をこなしています。その経験値を実際のデータに置き換えることで、今まで持っていた感覚が数値化され、改善が進められることになりました。

IoT実績収集システム「実績班長」の今後の展望

「実績班長」を使って、まずは機械連携を大きく進めていきたいと思います。機械の開始・停止の信号が受け取れますので生産実績を入力することができます。
生産実績を実績班長内に取り込んでペーパーレス化を進めていきたいと思います。

ニホンハンダはIATFを取得しましたので、同じトラブルがどの程度の周期で発生するのかをきちんと捉え、今後さらに、どういうふうに品質管理を強化するかという改善活動に移れると思っています。

今後の期待

当初は、システムはそうそう変えられないという認識を持っていましたが、大塚商会さんに改善への熱意を伝えて実現できたことに非常に感謝しています。今後もWin-Winの関係を築いて一緒に進んでいきたいと思っています。